芝生のコオロギ シバスズ [バッタ]
芝生などの丈の短い草むらでジーッと鳴く6~8mmのコオロギ。
草むらを歩くとぴょんぴょん飛び出すので見つけやすい。
6~7月と9~11月頃と年に2回発生し似た仲間にマダラスズがいるがマダラスズは足が縞模様で鳴き声も短く鳴くの事で見分けることが出来る。
←オス
メスは翅が短い。
この仲間は草むらなどで昼夜問わず鳴いている。
小さな声だが、耳を澄ませば鳴いている事に気が付くであろう!
←メス
TAMRON マクロレンズフォトコンテスト [カメラ]
昨年、レンズメーカーのTAMRON社が募集していた第5回 マクロフォトレンズコンテストに丘陵で写した虫の写真で応募したところ何と!銅賞に入賞してしまった。
もともと虫の写真を撮り始めたのは、虫の美しさや面白さや普段見られないような一面をマクロレンズで切り取って自分で楽しむ事から始まったのだがここ数年はそういったところを多くの人に知って欲しいとの思いからHP(休止中)やこのblogで掲載してきた。
今回、評価をいただきTAMRON社のHPやフォトコン誌3月号に掲載され、さらに多くの方に見て頂ける機会に恵まれとてもうれしくありがたい。
入賞写真は昨年夏に写した「アカハネナガウンカ」。
このBlogでは2008'Best 8月に選んだのだが、汗をかきながら何とか正面から撮りたいとかなりの時間を費やし苦労した写真だった。
まぁ被写体の面白さが多分に評価されたと思っているのだが(^.^)
これを励みにさらに面白い虫の表情を伝えていけたらと改めて思うのであった!!
TAMRON マクロレンズフォトコンテストHP
落ち葉の神経衰弱してますか? [季節]
ホオジロ? [鳥]
頭頂の冠羽からてっきりカシラダカだと思っていたのだが、先日写真に収め拡大してみるとどうやらホオジロのように思うがどうだろう。
チッと鳴く声からもカシラダカと思ったのだが、ホオジロも同じように鳴くらしく今の僕には鳴き声の見分けまではつかない(T_T)
近寄ると直ぐに飛び立ってしまうので良くわからない。
双眼鏡を持っていればまだ確認できるのだろうが、持って来た時には見かけない。
何ともタイミングが悪いものだ。
ゆっくり近づいていくとそのうちの一匹が敏感に察知し、サッと飛んでいく。
すると一羽また一羽とすっかりいなくなってしまう。
まさしく左の写真のように一匹が飛んで直ぐに隣の個体も飛んで行ってしまった。
久しぶりのオサムシタケ [自然]
昨日、植生調査の時に先生のO氏が面白いものがあると教えてくれたのがこの冬虫夏草の「オサムシタケ」。
以前にも紹介した(http://hirokou.blog.so-net.ne.jp/2008-07-13-2)が今の時期でも見られるようだ。
今まで見たものは、ほとんどが土中に潜ったアオオサムシから菌糸だけが地上に伸びていたがこれは体がほとんど地上に出ている。
アオオサムシは成虫で越冬するので越冬中に菌に侵されたのだろうか?
朽木や林床の崖の間などで越冬するのだが、ここはそういった場所ではなさそうだ。
越冬中に菌が発症して苦しくてここに出てきたのか?
菌に冒されると土中に潜ると聞いていたのだが本当のところはわからない。
それにしてもいつ見ても恐ろしい菌である(T_T)