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未掲載のコガネムシ [甲虫]

昨年見つけたコガネムシの中で未掲載のもの。

何故これらを紹介していなかったのか不思議なポピュラーな3種である。

ドウガネブイブイ.JPGまずは、子供の頃ブイブイとかウンチブイブイと呼んでいた「ドウガネブイブイ」。普通にブイブイと呼ばれるのはこの種が多い。
銅金色の体色からこの名がついたと思われる。
体長は18~24mm程で、成虫はブドウなどの葉を食べる害虫である。
捕まえるとお尻から、ムニュムニュとウンチを出すので人気は無かったが家の周りにたくさんいた虫である。


アオドウガネ.JPGこちらは以前に記載したが、ドウガネブイブイの近縁で体が緑色をした「アオドウガネ」。
体長は17~22mmで、子供の頃は見た事がなく憧れのブイブイだったが、丘陵では良く見られるコガネムシだ。




IMG_1081セマダラコガネ.JPG葉の上でよく見られるのがこの「セマダラコガネ」。
体長は8~13mmと小形で鞘羽の紋様や色は個体によって様々だ。
この写真の個体色が一般的だと思う。
よく飛び道路沿いの建物や階段などでも良く見かける。
夜、街灯などの灯りに飛んでくるからだろう。
櫛状の触覚が良く目立つ。



コフキコガネ.JPG最後はこれらの中でも最も大きな「コフキコガネ」。
体長は25~31mm。茶色い体には灰黄色の毛が生えている。
似たものに毛が灰白色のオオコフキコガネがいる。
共によく灯火に飛来するので夏の夜、街灯の下を探すと見つけられる。
この個体は、見つけた時には片側の鞘翅が開いたままでほとんど飛べない状態だったがそれでも必死で飛ぼうとしていた。


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