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フユシャクのオス [チョウ・ガ]

このところフユシャクのオスをたまに見かけるのだが、敏感で近づくとサッとはるか彼方に飛んで行ってしまう。かなり高く遠いところまで飛んでいくところを見ると飛翔能力はなかなかのもんだ。
写真が撮れるのはメスばかりだったが、昨日は2種のオスを見つけ近づいても逃げないので撮影することが出来た。

シロフフユエダシャク02.10.JPGいつもの木柵で初めて見つけたオス。
木と木を留めているボルトにしがみついていた。
調べるとエダシャク亜科に属する「シロフフユエダシャク」のようだ。
1~2月頃ブナ科の樹木で見られる。
似たものにヒロバフユエダシャクがいるが、ヒロバは前翅の外側と内側を結ぶ外横線が前縁に対し斜めに入り、シロフは前縁に対し直角に入ることで識別する。これは直角に入っているようなのでシロフとした。

クロテンフユシャク02.10.JPG少し歩いたところにあるサクラの木にいたのがフユシャク亜科の「クロテンフユシャク」。
名前の通り、翅に黒点がある。
ウスバフユシャクに似ているが、ウスバは外横線が真直ぐなのに対しクロテンは写真の通り前縁近くで’く’の字に曲がるので識別する。

オスも似た物が多いが、メスと比較し翅の模様からまだ識別がしやすい。

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