アシナガバチの天敵 ヒメスズメバチ [その他の虫]
昨日、丘陵である方が毎年庭にアシナガバチが巣を作るがスズメバチがやって来てやられてしまうと話していた。
その犯人はおそらくこのハチだと思う。
スズメバチにもいろいろな種類があるが、オオズズメバチに次いで大きいのがこのヒメスズメバチだ。
体長24~37mm。お尻の上部は赤く端部は黒い。
コガタスズメバチも上部が赤いが体長22~28mmと小さく、尻の端部は黒くないので見分けることが出来る。
屋根裏や物置の中など閉鎖的な空間に営巣する。
スズメバチの中でも珍しく、アシナガバチの巣を襲い幼虫と蛹を自らの幼虫の餌とするのだ。
人に対する攻撃性は高くないとの事だが、この手のハチには触らぬ神にたたり無しである。
今の時期は働き蜂は全て死んでしまい、女王蜂のみが雑木林の樹皮の下などで次の王国を作るために越冬中だ。
倒木などの樹皮の神経衰弱で見つかるかもしれない(^.^)