お髭の長いハネナシコロギス [バッタ]
昨日も今日も天気は悪く、すっきりしない(-_-;)
悪天候と所用でfieldには行けなかった。
そこでまた昨年撮影したバッタシリーズである。
以前にコロギスを紹介したが、今日は「ハネナシコロギス」である。
直翅目(バッタ目)コロギス科に属しコオロギとキリギリスの中間的に位置する。
昨年6月に、道端のヒメジョオンの葉の上で見つけた。
コロギスの羽のないやつだが、悪魔のコロギスほど見た目は恐ろしくはない。
印象的には可愛い感じだがやはり肉食性で、夜に歩きまわり小さな虫などを捕食する。
頭から胸にかけてはオレンジに近い褐色でお腹は黒い。
いわゆる腹黒いのだ!?
体長は10mm強だが触覚は体の5倍以上はあり、触角の先までファインダーに収めると体が小さくなってしまうのでそこそこで構図を決めている。
やはり夜行性ということで発達したのだろうか?
それにしてもこれだけ長いと、普段の生活に不便ではないかと思うのだがきっとそうでもないのだろう。
コロギスと同じく糸で葉を紡ぎ昼はその中に隠れているようだ。
この日は隠れることもなく、じっと葉にとまっていた。