丘陵の可愛そうなタヌキ [哺乳類]
今日は、暖かかった(^.^)
トラツグミを探しに丘陵へ出かけたが、先日鳥の写真を撮影している常連さんから聞いたトラツグミがいるという場所に行ったが見つからなかった。
その場所で、脇の笹の茂みがガサガサとざわめく。
ツグミが落ち葉をひっくり返しているのかと思い音のするほうを追っかけるが、結構大きな音で移動していた。何か違うなと思った瞬間、茂みから出てきた生き物がこれだった。
エッ!!何?ハイエナ?驚いてカメラを持つ手が震えてしまったが、ここは日本でハイエナなどいない。
混乱する頭を整理して出た答えが「タヌキ」だった。
それにしても何故?体側面の毛が抜けて皮膚が露出している。
毛があるのは背中の部分だけで、まるで体全体のモヒカンのようだ。
病気かストレスからかわからないが、見るからに痛々しくこの寒さが堪えるに違いない。
今まで数回、丘陵でタヌキに出会ったがこんなタヌキは初めてだ。
このタヌキの為にも、早く暖かくなることを願っている。