綺麗な蝶たち [チョウ・ガ]
このところの記事を振り返ると、どうも綺麗どころが出てこない。
幼虫、蛹などが多く地味である。
季節柄というのもあるが、煌びやかな花がないので今年初めに南で撮った綺麗な被写体を数点!!
左:「アオタテハモドキ」♂
八重山諸島 食草 キツネノマゴ
右:「カバタテハ」
八重山諸島 食草 トウダイグサ科
左:「ツマムラサキマダラ」♂
八重山諸島 食草 キョウチクトウ科
クワ科
右:「ベニモンアゲハ」♂
宮古・八重山諸島 食草 ウマノスズ
クサ科
「イシガケチョウ」
三重県以西 食草 クワ科 イヌビワ
と言うことだが、これらは全て我が家より南の多摩動物公園の昆虫園で撮影したものである。
デジイチの試しに撮影したので、今から見ればピントが今一の物も多くこっぱずかしいがまぁこれはこれで良しとしたい。
この中ではアオタテハモドキとイシガケチョウは特にお気に入りだが、南国にはこれらの他にも魅力的なチョウたちがたくさん見られ来年是非とも現地で撮影したいという希望はあるのだが・・・・・。
トビナナフシの産卵 [その他の虫]
かなり寒くなり、いよいよ見られる虫たちもまして限られてきた。
いまだによく見かけるのが「ハラビロカマキリ」の♀だ。
先日も2本の並んだコナラの幹に3匹が、集まってくるテントウムシを狙っていた。
皆お腹が大きい♀達で”おいおいまだ大丈夫なのか?”と声を掛けてしまった。
雑木林のコナラの幹で毎日のように見かけるのが「トビナナフシ」。
緑色の体なので余計に目立つ。
すっとぼけた顔をして、こちらに気付くと死んだ振りをして下に落ちる。
今の時期、落ちても下草がないので彼らの意に反してすぐに見つかってしまうのだが(-_-;)
雨上がりにお腹の大きな個体を見つけたので、コンデジで撮影して帰って画像を確認すると何やらお尻の先がパックリ割れて、2個の黒いものが出てきている。最初は糞かと思ったが、ある本屋でトビナナフシの産卵と言う写真を見て全く同じ状態であったためどうやら出ているのは卵で産卵をしていたようだ。(左の写真、右は普通の状態)
産卵は、幹に止まってそのまま卵をばら撒くらしい。そうとわかっていれば、卵の形も面白いのでもっと観察したのだが残念であった。