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モダンな貴婦人 チャバネフユエダシャクのメス [チョウ・ガ]

このところ雑木林を歩く時、樹を見ながら歩く習慣がついてしまった。
フユシャク探しのお陰である。
今日も何気に散策していると、目の高さより少し上の樹皮に目が止まった。
チャバネフユエダシャクメス12.11.JPG’おおっ’と目に入ってきたのがこの虫であった。
フユシャクの次のターゲットにあげていた「チャバネフユエダシャク」のメスだ。
大きさは20mmほどだが大きなお腹とこの白黒のカラフルな模様が、幹の上ではとても目立った。



チャバネフユエダシャクメス2-12.11.JPGチャバネフユエダシャクメス3-12.11.JPGよく見ると体は艶のある白黒の毛で覆われている。
さらに足も白黒のコーディネート。
何ともゴージャスな趣である。
周りを探すも残念ながらオスは見つからない。オスは地味な茶色の翅を持つ。


チャバネフユエダシャクメス広角12.11.jpgクロスジフユエダシャクのメスは小さな翅のアクセサリーをつけていたがこの蛾のメスには見た感じ翅が見られない。
その代わり体の色でお洒落をしているようだ。

アオスジアゲハの幼虫その後 [チョウ・ガ]

アオスジアゲハ11.28.JPG10月末から丘陵尾根道のクスノキの若木でアオスジアゲハの幼虫「あおちゃん」を観察してきた。
見つけた時から終令でいつ蛹化するかと見てきたが12月に入っても変化がなく心配していた。
アオスジアゲハも寄生が多く成虫になる確率が低いと聞いていたからなおさらであった。


アオスジアゲハ12.10.JPGそれが昨日ようやく葉裏に移動し、体を支える糸を張りいよいよ前蛹かと思われた。
昼過ぎに左の写真の状態を確認し、明日には蛹化するであろうと楽しみにしていた。





アオスジアゲハ12.11.JPGところが今日昼過ぎに見に行くと昨日の葉裏にはいない・・・。
場所を移動したのかと、周りの葉や木全体も捜したがどこにもいない。
いったいどこに行ったのだろうか・・・・?
ここまで観察してきて残念でならない。
どこかで無事蛹化してくれていればいいのだが。


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