初見のヒメツユムシ [バッタ]
丘陵の木の丸太を模したコンクリート製?の柵の裏で初めて見る虫を見つけた。体長20mm弱ほど。
一見ササキリのようだが、記憶にある種の中に該当するものはない。
足や体は透き通る薄緑色で美しい。
ササキリモドキの一種?
ササキリモドキとは、小型のキリギリスの仲間で小型・夜行性・樹上生活をするなどから分類が遅れている種の総称だ。
調べたところ名前は「ヒメツユムシ」。
夜行性で肉食の虫。
灯火などにも飛んで来るそうだ。
名前にツユムシと付いているが、blogに既出のツユムシ達とは異なる。
最新の分類ではササキリモドキの仲間で「コガタササキリモドキ」という名前が付けられている。
樹上や草の上にいればまず見つけることは出来ないだろう。
どんな動きをするのか撮影後に触ってみたら、いきなり飛んですぐに見失ってしまった。
この虫は卵越冬らしいので、まもなく見られなくなるのだろう。
クロスジフユエダシャクメス再び [チョウ・ガ]
相変わらずフユシャクを探しているが、今日はトチノキの冬芽の先に2頭のメスがいた。
小さいのと少し大きめの個体。
特にコーリングをしているわけではないようだが、準備態勢というところか?
周りにオスの姿は見えない。
前回撮影した写真を見て、目が小さいのかと思っていたがよく見るとそこそこの大きさのようだ。
トチの冬芽は触るとべたべたしていて上の小さいメスは動けないのかもしれない。
下のメスはカメラを向けると枝の裏に回ったり敏感だった。
幹にも1頭発見。
コンデジの広角で撮ってみた。
*翌日見に行くと芽にいた小さなメスだけがまだとまっていた。
やはり芽のべたべたに捕まって動けないでいたようだ。
かわいそうなので開放してあげたが、足が一本取れてしまった(T_T)