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クロスジフユエダシャクの交尾 [チョウ・ガ]

クロスジフユエダシャクのメス。
今まで雑木林のクヌギやコナラの木の幹を念入りに捜していたが全く見つからなかった。
これだけ探して見つからないなら、根本的に間違っている。
そこで今日はオスを観察しメスのところへ案内してもらう作戦に切り替えた。

雑木林の道で飛んでいるオスを発見。
後を追うと道脇の小さな笹にかぶさった枯葉の下にもぐりこんだ。すると別のオスも同じ場所へ。
枯葉をめくってみると枯れた笹の上でメスと交尾をしていた。
こんなところにいたとは!
これでは自力でどんなに探しても見つからないはずである。見つけるのは無理だ!!
もっと早くにこうしていれば無駄な労力を使わなくて済んだのだが、良い勉強になった。

クロスジフユエダシャク交尾12.06.JPG一匹のメスに二匹のオスがまとわり付いていたが最初にメスのところにたどり着いたオスと交尾をしたようだ。
もちろん僕にはわからないがメスが出したフェロモンを辿ってオスはメスの居所を突き止めたようだ。




クロスジフユエダシャクメス12.06.JPGメスの頭の付根には小さな羽根がアクセサリーのように付いていた。
なんとも可愛らしい。
体のほとんどがお腹のようなメタボスタイルでそのお腹にはたくさんの卵が詰まっているのだろう。
もうちょっと良く見ようと枯葉を持ち上げると交尾をしたまま落ちて笹につかまった。


クロスジフユエダシャク交尾2-12.06.JPGその笹を持ち上げて横から撮影させてもらった。
これが蛾のメスだと知らなければ見つけても何の虫か見当も付かないかもしれない。
オスの顔もアップで見ると黒目があるように見え、なかなかひょうきんである。
これから寒くなると他の種の冬尺も現れるのでそれも楽しみである!

この冬のカメラ体制 [カメラ]

そろそろ虫も姿を消しつつあり、この冬をどう過ごすか 課題であった。
越冬昆虫をマクロもしくは広角(ギョロ目も含め)で、はたまた枝先のマユさらには鳥を望遠で。
と考えているとやはりデジイチ一台では大変である。
コンデジがあるからいいじゃないかという現実の自分?と、せっかくある交換レンズをフルに活かさないと宝の持ち腐れだ!交換している間にシャッターチャンスを逃すぞ!という悪魔の囁き。
その囁きに導かれついつい電車に揺られ店頭へ。
気が付けば既に価格交渉を進めている自分が((+_+))OH!
さらに追い討ちをかけて交渉中に、この上ないタイミングで携帯が鳴った。
この電話が全てを決定してしまったといっても過言ではない!

カメラ.jpgという事でこの冬のカメラ体制が決まった。
これである。
新体制としてCANON EOS50D本体のみがラインナップ。
当初5DMARKⅡも視野に入れたが、良く考えればどこにそんな資金があるのか・・・・。これでもマジでホームレス中年への道もそう遠くないかもしれない(-_-;)最悪は売る覚悟である。
この冬は何とかこの2台で生産性を挙げるべく活動をする!!!
どんな?

それにしてもこの50D、液晶92万ドットの精細さ、常用域ISO1600設定で多少の暗がりでも今までよりは手持ちで撮れる、AF微調整が可能というこの3点は大変メリット大だ。
ピントがシビアなマクロには50Dの組み合わせで行ってみよう。
DIGIC4はこれから撮ってみてどうかである。といっても僕ごときでは良く判らないと思われるが(-_-;)


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