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ヤマカマス [チョウ・ガ]

ヤマカマス12.16.JPGこの冬初めて見つけた「ヤマカマス」。漢字で書くと「山叺」。
筵を縫い合わせた袋=叺(かます)に形が似ているのでこの名がついたらしいが僕は叺を見た事がない。
このマユの形から逆に想像するしかない。


林道沿いを歩いていて、枝にぶら下がっていたのを見つけた。
この道は今まで散々歩いていたのだが、葉のある間は見つけることが出来なかった。というより葉があれば見つける事は出来ないのではないだろうか?



ヤマカマス2-12.16.JPG当然中はからっぽ。
マユの下に穴が開いている。
「ウスタビガ」は無事羽化したのだろうか?
通常マユの上部から出てくると思うのだが。
11月頃に羽化すると聞いてずっと探していたが、今年も蛹の入ったマユには出会えなかった。残念だがまた、来年の楽しみにしよう!


エナガ.JPG近くの高い枝で「エナガ」の群れが忙しそうに飛び回っていた。
200mm(実質320mm)では小さすぎてかなりトリミングをしないと見れない。
やはり手持ちのレンズでは厳しいが、鳥の表情がわかって楽しいのでたまに載せることにしよう。


小さな小さなセミに近い仲間 [セミ・カメムシ]

セミやカメムシと同じ半翅目(カメムシ目)の中にハゴロモ科がある。
ハゴロモ科の仲間は主に植物の汁を吸って生活しており、10mm程のセミの小形版で姿も良く似ている。

アオバハゴロモ.JPGこれは「アオバハゴロモ」。
様々な広葉樹の汁を吸う。別名「ハト」とも呼ばれる。
写真に見える白いのはこの幼虫で、蝋物質を体にまとっている。
学名はGeisha distinctissima。
芸者に見えるだろうか?


スケバハゴロモ.JPGベッコウハゴロモ.JPG左はスケバハゴロモ。以前に紹介したが透明な翅がとても美しい。
右はベッコウハゴロモ。
この仲間は集団で生活しているので並んだ姿が良く見られる。
危険を感じると、忍者の如くピョンと飛んで姿を消してしまう。


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