狭山丘陵 生き物ふれあいの里センター [その他]
昨日淵の森の後、西武狭山線下山口で下車して、久しぶりに「生き物ふれあいの里センター」に行ってみた。
夏以来で、鬱蒼としていた雑木林もすっかり見通しがよくなっていた。
センターにペレットストーブありとの事で温まるべく中に入った。
季節柄 数種類のフユシャクのオスメスの標本が置いてあり、見入ってしまった。センター職員の「やまちゃん」が親切に色々教えてくださり、ついつい虫談義をしてしまった。
センターから少し歩くと、浅間神社がありその脇に「荒幡富士」という人工の富士塚がある。
細い階段を数分登ると、狭山丘陵が見渡せ遠くは丹沢山系や富士山を望むことが出来る。晴れてはいたものの風が強くとにかく寒いので富士山を遠くに拝み早々に退散した。
夏以来で、鬱蒼としていた雑木林もすっかり見通しがよくなっていた。
センターにペレットストーブありとの事で温まるべく中に入った。
季節柄 数種類のフユシャクのオスメスの標本が置いてあり、見入ってしまった。センター職員の「やまちゃん」が親切に色々教えてくださり、ついつい虫談義をしてしまった。
センターから少し歩くと、浅間神社がありその脇に「荒幡富士」という人工の富士塚がある。
細い階段を数分登ると、狭山丘陵が見渡せ遠くは丹沢山系や富士山を望むことが出来る。晴れてはいたものの風が強くとにかく寒いので富士山を遠くに拝み早々に退散した。
小さな雑木林 淵の森 [自然]
以前に雑誌で見た「淵の森」という雑木林に行った。
西武鉄道池袋線の秋津駅で降り、歩いてJR武蔵野線の新秋津駅を少し越えた所にある通称「トトロの森」。
開発の危機から、雑木林を残したいと思う人々とあの映画監督の宮崎駿さんが力を合わせ所沢市と東村山市の公有地として残された。
とても小さな雑木林だが、実際に足を踏み入れるとクヌギやコナラを中心に武蔵野の面影を残す豊かな森だ。
今の時期はカンアオアイが落ち葉の下で花をつけ、春にはスミレやアズマイチゲ、ムラサキケマンなどが咲くらしい。
カンアオイを探したのだが残念ながら見つけることが出来なかった。
入り口を入ると、宮崎駿さん直筆の碑がありその先には淵の森の掟という立て札も。
反対側から森を望めば西武鉄道の黄色の電車が走るのが見えた。
木々が葉を落としているので、見通しもよくさらに小さく見えるが夏には緑が繁茂し様相が一変するのだろう。
この森の横には柳瀬川が流れており、そこから「淵の森」と宮崎駿さんが名付けたそうである。
柳瀬川にはカワセミが棲み、鮎も遡上する、両岸とも自然護岸が残っているのも自然が豊かな要因だと思う。
迎えてくれたのはコゲラと十数羽の「アトリ」の群れ。
アトリは地面で何やら啄ばんでいたようだが、近づくと一斉に高い梢に飛び上がった。
残念ながら虫は見つけることが出来なかったが、また春になったらこの森に来て見たいと思う。
ジャコウアゲハの越冬蛹 [チョウ・ガ]
アカボシゴマダラ 越冬幼虫 [チョウ・ガ]
エノキの若木の幹の根元で越冬していたアカボシの幼虫の姿が見られなくなって、もう2ヶ月ほどになるだろうか。鳥に食べられたのか、死んでしまったのか、木を降りて落ち葉に潜ったのか?
下草もすっかり枯れたので根元の落ち葉で神経衰弱をしてみた。
今まであちこちのエノキの根元で落ち葉をひっくり返してみたのだが、まず南向きの落ち葉では幼虫は見つからず陽の当たらない北側で見つかった。
今回もやはり北側の落ち葉から、恐らくあの幹にいたであろうと思われる幼虫一匹が出てきた。
このエノキは小さく、葉がある頃に散々探したが一匹の幼虫しか見つからなかったからだ。
体はまだ緑色で丸々太って元気そうだ。
周りの落ち葉はすっかり茶色だが、このままの緑色で春を迎えるのだろうか?
また、たまに覗いて見る事にしよう!
下草もすっかり枯れたので根元の落ち葉で神経衰弱をしてみた。
今まであちこちのエノキの根元で落ち葉をひっくり返してみたのだが、まず南向きの落ち葉では幼虫は見つからず陽の当たらない北側で見つかった。
今回もやはり北側の落ち葉から、恐らくあの幹にいたであろうと思われる幼虫一匹が出てきた。
このエノキは小さく、葉がある頃に散々探したが一匹の幼虫しか見つからなかったからだ。
体はまだ緑色で丸々太って元気そうだ。
周りの落ち葉はすっかり茶色だが、このままの緑色で春を迎えるのだろうか?
また、たまに覗いて見る事にしよう!
クロバネフユシャク [チョウ・ガ]
先日、いつもの谷戸の木柵で見たことの無いフユシャクのメスを見つけた。
お尻が上にツンと上がっていて毛がふさふさしていている。
周りにオスの姿は無く、帰って調べるも良くわからない。
今の時期で似ているのは、シロオビ、クロバネあたりか?
前回もお世話になった「相模国の自然スケッチ」の一寸野虫さんに尋ねたところ、この種のメス単体での同定は難しいということでフユシャク亜科、Inurois属、「Inurois sp.」が無難と教えていただいた。
同じ日に同じ谷戸のコナラで今度はオスのフユシャクを発見。
これは「クロバネフユシャク」。
これも一寸野虫さんに教えていただいたのだ。
光の具合と個体の翅の状況で見づらいがクロバネであろうとの事。
やはりフユシャクの仲間の同定は非常に難しいと改めて思い知ったのであった!オスとメスが揃ったところ、交尾個体を探せが近道のようだ。
お尻が上にツンと上がっていて毛がふさふさしていている。
周りにオスの姿は無く、帰って調べるも良くわからない。
今の時期で似ているのは、シロオビ、クロバネあたりか?
前回もお世話になった「相模国の自然スケッチ」の一寸野虫さんに尋ねたところ、この種のメス単体での同定は難しいということでフユシャク亜科、Inurois属、「Inurois sp.」が無難と教えていただいた。
同じ日に同じ谷戸のコナラで今度はオスのフユシャクを発見。
これは「クロバネフユシャク」。
これも一寸野虫さんに教えていただいたのだ。
光の具合と個体の翅の状況で見づらいがクロバネであろうとの事。
やはりフユシャクの仲間の同定は非常に難しいと改めて思い知ったのであった!オスとメスが揃ったところ、交尾個体を探せが近道のようだ。