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里山民家の繭玉飾り [季節]

繭玉飾り.JPG昔ながらの小正月の行事である繭玉飾り。
一般の家庭では、飾っている家はほとんど無いのではないだろうか。
その昔養蚕農家がその豊作を祈願して飾ったことから始まり、地域によって様々な形に変化していったとか。
繭に見立てた団子をミズキや柳などの枝に刺して、五穀豊穣を祈願するのが多いようだ。


IMG_0884a.JPG14日の小正月に丘陵の里山民家で、この飾りを見た。
繭玉団子にみかん 毎年恒例に飾っているようだ。

この日二人の小学生の女の子が、民家でずっと遊んでいた。
そのうちの一人を飾りの前でパチリ。
飾りのみかんのような髪留めが可愛らしい(^.^)
後で撮った写真を二人に見せると、キャッキャッと笑い合っていた。

昔は飾りの前でのこんな賑やかな光景が、あちこちの家で見られたのだろうと思いを馳せたのだった。


コカマキリの越冬卵趙 [その他の虫]

コカマキリ卵.JPGこの時期、虫を探していると良く見つかるカマキリの卵。
オオカマキリは草むらで、ハラビロカマキリは木の枝に、しかしコカマキリの卵がなかなか見つからなかった。

意外と人工物や枯れ木などに見つかるようだ。
他のカマキリの卵に比べ、細長い。ハラビロに似ているが茶色一色だ。


コカマキリの卵とカタツムリ.JPGシュロの葉の裏に見つけた卵趙はカタツムリの仲間を巻き込んでいた。
そこにカタツムリがいた時にメスが卵を産んだのか、はたまた死んだ殻のところに卵を産んだのか?
見つけた時には殻の中には何も無い状態で、どうだったのかわからないが生きていた時に卵趙を産み付けられ死んだなら何てタイミングの悪い不幸なことか!
もしそうだとしても、かわいそうだがこれも自然の厳しさなのだろう。


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