ヌマトラノオ [植物]
7月から8月に花を付ける。
日当たりの良い草原などに生える近縁種でオカトラノオ、
オカトラノオとの雑種でイヌヌマトラノオがある。
オカトラノオ、イヌヌマトラノオが花茎が垂れるのに対し
ヌマトラノオは直立する。狭山丘陵では岸田んぼや西久保湿地で
多く見られる。オカトラノオは六地蔵に群生が見られる。
イヌヌマトラノオ: http://hirokou.blog.so-net.ne.jp/2008-06-25
直翅目 鳴く虫たち [バッタ]
直翅目の鳴く虫にはキリギリスの仲間、コオロギの仲間がいる。
キリギリスの仲間では以前に記したヤブキリがいるが、今草むらでしきりに鳴いているのが
「ヒメギス」。ジーという声で鳴き工ヶ入あたりの水辺の草むらに
多い。キリギリスの仲間では唯一体が真っ黒。
ユリの花も食べる。
何か苦そうだけどなぁ・・・。
もう少しすればご本家キリギリスが
鳴き出すだろう。
コオロギの仲間でいち早く6月頃から昼夜なく草むらでビィー、ビィー
と鳴き始めるのが「マダラスズ」。とにかく小さく10mm弱程度だろう。
これはオスだがメスはもっと羽が短い。スズの仲間では「カワラスズ」
がいて本来川原にいるのだが今は都会の線路にも住み着いている。
秋の鳴く虫でよく耳にする声の主がこの「エンマコオロギ」。
これは幼虫で胸に一本の白い筋。
女性ならこのような虫を台所で見た事
があるのでは?
そうクロゴキブリの幼虫と似ているのだ
。草むらで見かけるのはほぼ
エンマコオロギの幼虫なのでご安心
(^.^)
今日出会った虫のBEST3 [虫]
昨日は所用で大阪まで行って来ましたが、とにかく暑かった。
今日の埼玉は、日差しが陰り昨日に比べれば天と地の涼しさ!
六道山公園もニイニイゼミの大合唱でその多さは、あちこちの木や草の脱殻の数が物語っています。
このところ葉上に目立つ赤い虫。
アカハナカミキリが産卵をしていました。産卵しているメスの上で
オスが交尾をしようとしているのです
がメスはくぼみに産卵管を突っ込みそれどころではない。
小さなハエがメスの産卵管を執拗に狙っていました。
わかりますか?
今日初めてここでミンミンゼミの鳴き声を聞きました。
梅雨も明け、ますます夏がヒートアップ!
見つけたのはヒグラシのメス。
先に出てくるのはオスが多いのです
が初めて見たのがメスだった。
エメラルドグリーンと透明な翅が本当に
綺麗なセミです。鳴き声もカナカナと朝
方、夕暮れに郷愁を誘う。
最後はカ〇キリのコラボ。
葉の上のキボシカミキリを見ていたら奥の葉の裏にカマキリがいま
した。このカマキリは何を見ているのか?
葉の上のキボシカミキリを狙っているとは思えないのですが・・・。
ポーズは臨戦態勢です。
ロバ顔の虫 [甲虫]
明日は、朝早くから所用で出掛ける為、明日分のUP!
最近見つけた変な顔の虫だ。名前はハスジカツオゾウムシ。
名前からして変だが顔はロバのよう。
ゾウムシの仲間は皆、鼻が突き出ているのが多いがこいつは
鼻と体のバランスが人間と言うより僕の目から見るとまことに変。
ロバを彷彿させる。
たまたま今TVでやっていたがワイド劇場の「藤田まこと」っぽく
も見えるのは僕だけだろうか・・・・。
最近里山民家や水辺周辺に咲いているオレンジ色のユリ。
緑に映えてとても綺麗です。
よく見ると同じオレンジ色でも花の様子が異なるようです。
調べてみると2種類のユリがありました。
これはヤブカンゾウ。
雄しべの何本かが弁化して八重になるらしい。
こちらはノカンゾウ。花は一重。
同じオレンジのユリでもそれぞれ
に異なる魅力を持っている。
あなたはどちらが好みだろうか?
今見られるカミキリ3連発 [甲虫]
今日は私用がありFieldには行けませんでしたが、このところ良く見かけるカミキリムシたち。
まずここ数日で姿を現したアカハナカミキリ。
道沿いの葉上で目立ちます。
少しおきに葉の上にいて何で急にっていうくらい突然現れました。
お次はキボシカミキリ。
とってもポピュラーな種類ですよね。
この個体はいつも同じ木にいて逢え
てほっとする存在でしたが2~3日前
から姿が見えません。どうしたのか
心配になります((+_+))
最後はナガゴマフカミキリ。
ゴマフカミキリにはチャゴマフ、ゴマフなどがいますがチャゴマフは
関西方面、ゴマフとは鞘羽の模様が異なることからナガゴマフかと
思います。背中のオレンジ色は良く同様のダニがつくのを見かけ
ますがダニにしては妙に丸く立体的で何かの卵のようにも見えます。
そろそろ夏本番。さらに多くの種類が見られるかと楽しみです!