秋の一日 [季節]
今日は暖かい一日で、わざわざジャケットを引っ張り出して着込んで出かけたが汗ばんでしまった。
このところ季節が進み、見られる虫たちがすっかり減ってしまったようだ。
谷戸の入り口も茶褐色に染まってきた。
少し歩くと「ベニシジミ」が吸蜜中。
花にストローを差し込んで、くるくるくるくる回る。
見ているととても面白い!
観察中のアオスジアゲハの幼虫は数を減らし1頭になり、アサギマダラの幼虫はとうとう姿を消してしまった。どこかで生きながらえていればいいのだが。
この「コミスジ」幼虫は食欲旺盛で、いつもの場所に姿を見ることが出来た。
いつものコースの次のチェックポイントはこの「クロコノマチョウ」の幼虫。
1頭だけススキにいるのだが、今日見ると脱皮した直後だ。
葉をひっくり返して撮影すると頭を振って威嚇した。反動でうさみみの脱殻がコロンと前に。
早く蛹になって羽化しないと寒い冬が来てしまう。
先の草むらでは、「ヤマトシジミ」がラブシーンの真っ最中。他のオスが邪魔しに来ましたがあっさりあきらめて行ってしまった。
「ヨウシュヤマゴボウ」も黒い実をつけススキとのコラボで秋を演出。
駐車場には色付いた「ホオノキ」「トチノキ」。
太陽の光りを受けて、鮮やかな黄色とオレンジに輝いてとても綺麗だ。
穏やかな秋の一日だった。
先日、里山民家でシダの講習を受けて来た。
新たな観察対象。
これは「ハリガネワラビ」というシダのよう。
今まで関心がなかったので、これはなかなか大変である。
これからじっくり覚えていこうかな。