吸いながら出す ツマグロオオヨコバイ [セミ・カメムシ]
草むらや樹木の葉の裏で見かけるのが「ツマグロオオヨコバイ」だ。
体長13mmほどのセミやカメムシの仲間で色々な植物の汁を吸う。
なかなか敏感で人影を見ると葉陰や茎の裏側にサッと隠れる臆病者。
普段、植物の汁を吸いながらお尻から排液を出している。コナラの木の下などにいると上から小さな水滴が降ってくるがそれはツマグロオオヨコバイの排液つまりおしっこなのである。
吸いながら排泄するとは何とも下品だが、いかに効率良く養分を吸収しているかと感心してしまう。