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アカボシゴマダラとゴマダラチョウ [チョウ・ガ]

今年はアカボシゴマダラの夏型をあまり見ないなぁと思っていたが、このところ目にする機会がめっきり多くなって来た。
この日も、クヌギの酒場でカナブンと一緒に吸汁しているのを見つけた。
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この後、少し歩いた林縁で1頭、さらにはエノキの小木で産卵している個体もいた。
このエノキは昨年幼虫を見つけた木で、やはり若木を好むようだ。
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さてご本家のゴマダラチョウは今年まだ1回しか見た事がなかったが、コナラでカブトムシを撮影していると体にまとわりついてきた。
樹液にはいなかったので、樹上の葉にでもとまっていたのだろう。
木の根元に這いつくばっていたのだが、周りにとまるような場所もなく、葉のある枝は10m近い上の方にしかない。いったいどのくらいの範囲までの臭いを感じ取ることが出来るのだろうか?
チョウに気を使いながらこのあたりで1時間近くいたのだが、その間ずっと手の汗を吸っていた。
アカボシとゴマダラ、見る数は圧倒的にアカボシの方が多く、毎年この2種の関係が気になるのである。
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賑やかな蝉時雨 [セミ・カメムシ]

あちこちでウワミズザクラの実が黄、赤、黒に色付いてきて、目を楽しませてくれる。
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今最も目立って元気な虫は、セミだろう!
雑木林のあちこちで、たくさんの数の抜け殻が目に付くようになった。
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このあたりで、普通に声が聞かれるのは5種類。
6月頃からチーと鳴き出すのが「ニイニイゼミ」。
羽化の数はピークを越えたと思うが、まだまだ元気に鳴いている。
サクラの木の肌によく似ている。
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朝夕やどんより曇った時にカナカナと鳴くのが「ヒグラシ」。
雑木林を歩くと、道沿いの下草や木の根元から飛んで行く。
意外と低いところにいるのも多く、鳴いていなければ、暗い林内ではなかなか見つけにくい。
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夏の定番、ミーンミーンの「ミンミンゼミ」。
背中の緑と白の模様は、葉のついた枝にとまっていると保護色になるのかもしれない。
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最も賑やかなのは、ジワジワと暑苦しい「アブラゼミ」。
ここ数日、我家の玄関の明かりに数匹が飛んでくる。
また街灯のそばでは、夜遅くまで鳴いている。

夏の終わりを連想させる、ツクツクボウシの声も聞かれ始めた。

‘蝉時雨’、日本の夏の風物詩だが、たくさんの数に一斉に鳴かれるとちょっと賑やかすぎるかも・・・・。


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