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虫の卵は面白い! [セミ・カメムシ]

オギの葉の裏で、赤い色の小さな虫たちを見つけた。
その形からカメムシの幼虫だと思われ、卵から孵化して殻の回りに集まっていた。
卵の殻は綺麗に2列に並び、よく見るとそれぞれに黒い模様がついていて、まるで小さなプラスティックの容器のようだ。
この黒い模様は何?と不思議に思ったが、たくさんの幼虫たちがいるのでこれ以上は観察できずその場を後にした。
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帰って調べると、クサギカメムシの幼虫だった。
あれから数日、もう幼虫たちはいないだろうと今日卵の場所へ行ってみた。
思った通り幼虫たちは、一匹も見当たらず卵の殻だけが残っていた。
殻を持ち帰って観察してみた。
kusagikamemushitamago0826.JPG

















上部が蓋のようになっていて、ここが開いて中から幼虫が出てくる。
黒い三角形は殻に模様がついているのではなく、三角形の形をしたものが卵の内壁に細いひものようなものでつながっていて、それが殻の外に出てぶら下がっている状態。孵化前は中にあると思われる。卵の中で幼虫が育つための何かなのだろうが、これが何だかはわからない。
あまりにも小さいので、手持ちのレンズではそこまでお見せできないのが残念だ。
それにしても、殻といえどもとても綺麗で素晴らしい形をしている。
まさに自然の芸術品という言葉がぴったりだ!
他のカメムシの卵や他の虫、ナナフシなどの卵もとても面白い形をしている。
これらを見つけたら是非紹介したいと思う。
kusagikamemushitamago1-0826.JPG

 


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