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木の皮に化ける蛾 [チョウ・ガ]

先日、以前にクロメンガタスズメを見つけたクスノキを見に行った。
残念ながらクロメンガタは見つからなかったが、目を皿のように探していると別の蛾が見つかった。
本当によく見ないと、見過ごしてしまうほど蛾の体の色模様と樹皮は酷似している。
その場で種はわからなかったが、調べるとヤガ科の「ナシケンモン」だった。
蛹越冬なので、真冬には見られない蛾だろう。
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隣の木には、真冬の観察定番のコブガ科「キノカワガ」。
こちらも名前の通り、木の皮そっくりで苔の色まで翅に散りばめられていた。
成虫越冬するので、虫の少なくなる冬の間お世話になるキノカワガだが、出会うにはちょっと早すぎの感がある。
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脚がマダラのマダラスズ [バッタ]

芝生から飛び出る小さな茶色いコオロギの多くは昨日のシバスズだが、黒いのはこの「マダラスズ」だ。
バッタ目ヒバリモドキ科に属し、シバスズと同じく6月頃から12月頃まで鳴き声が聞かれる。
体長は6.5mmほどで、♪ジーッ・ジーッと短く切ってテンポ良く繰り返し鳴く。
シバスズはジーと少し長く鳴いて繰り返すので、聞き慣れれば比較的区別しやすい。
聞き比べてみてほしい。


翅を立てて鳴くマダラスズのオス
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メス
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草地に多い シバスズ [バッタ]

午後から雨が上がったので、草地を歩いてみた。
足元からピョンピョンと小さなコオロギたちがたくさん飛び跳ねる。
黒いものと茶褐色のものがいる。

茶褐色のコオロギが「シバスズ」だ。
バッタ目ヒバリモドキ科に属し6月頃から鳴き出し、12月頃まで鳴き声が聞かれる。
体長6mmほどで草地や畑などで見られ♪ジージーシーと繰り返し鳴く。



オス
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メス メスの翅には発音器はなくお尻の先に長い産卵管がある。
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構造色の美しいハチ、セイボウ [ハチ・ハエ・アリ]

構造色の虫といえば、モルフォチョウやタマムシなどが知られるがハチの中にもこれを身に纏った種がいる。
「セイボウ」の仲間だ。漢字で書くと青蜂。
体中にある点刻と黄、緑、青の金属光沢が眩しい。
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クリッとした大きな目もかわいらしいが、その生態はほとんどが他のハチに寄生する。
スズバチ、ルリジガバチやトックリバチを始めとした狩人蜂の幼虫を、宿主としている。
中でもイラガの幼虫に寄生するイラガセイボウは、知る人も多いかもしれない。
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調べるとセイボウの仲間の一部は、お尻の先端にある歯(突起)の数で見分けられるようだ。
オオセイボウとクロバネセイボウは4つ、イラガセイボウとミドリセイボウは5つ。
他にも2,4,6歯がいる。
本種は、歯が5つなのでイラガかミドリ。
それぞれの別名イラガイツツバセイボウ、ミドリイツツバセイボウはここからきているようだ。
さらにイラガセイボウには胸部先端に突起があるらしいが、探してもそのようなものが見当たらないのでミドリセイボウかもしれない。
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初めて見たエゾトンボの仲間 [トンボ]

朝から日差しの降り注ぐよい天気だったようだが、残念起きられず午後から出掛けた。
陽を受けたクズの葉に「ヤマトシリアゲ」のメスがいた。
初夏に見られる個体は黒いが、秋に出現する2化目の個体はみなべっこう色。
なのでベッコウシリアゲと呼ばれるが、実はヤマトシリアゲ、騙されてはいけない!
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草はらは秋景色。
チカラシバに混じって、キンエノコロの穂も。
暑くもなく、寒くもなく心地よい秋を実感!
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しばし草原を眺めていると、上空を飛ぶトンボが目に入った。
赤トンボでもなければサナエトンボの仲間でもなさそう、オニヤンマよりはるかに小さい。
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目や体が深い緑に輝いていることから、エゾトンボの仲間に間違いなさそうだ。
丘陵では、エゾトンボの仲間のハネビロエゾトンボ、タカネトンボが確認されており、そのどちらかだろう。
私の腕と100mmマクロレンズでは、証拠写真程度しか撮れなかった。
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天気予報通り、夕方からはすっかり曇ってしまった。
暗くなってくると、エノコログサの穂先にたくさんのハチがとまっていた。
ここが彼らの寝床なのだろうか?
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