灯りに集まった生き物たち [自然]
宮城鳴子の道の駅で車中泊。
ここは照明が多くて、夕暮れから灯りに集まる色々な虫が見られた。
トイレの外壁にいたのは、クワガタムシのメス。
お尻に泥をつけていたところを見ると、昼間土の中に潜っていたのか。
反対側の壁には「クサキリ」。
さらには「エンマコオロギ」のメス。
地面にもたくさんのコオロギが。
種はわからないが、エンマコオロギも含めて皆後翅が長いのは地域的なものなのか。
恐らくヒバリモドキ科の仲間。シバスズに似るが、メスなのに長翅だ。
上の種より一回り大きい。これもメスだ。
蛾が少なかったが、ガラスにとまっていた「オオエグリシャチホコ」。
シャチホコガの仲間は、形が面白い。
一番の大物は、「ヤママユ」のオスだった。
くし状の触角がパラボラアンテナのようで素晴らしく立派だ!
これらの虫たちの他にも小さいものではカゲロウやハエなどを、じっと動かず待ち伏せして狙っているものがいた。
「アマガエル」。この自動販売機だけでも10匹以上がへばりついていた。
じっとしていれば食べ物がやって来てくれる、彼らにとってはいわばレストランだ。
仲良く並んで食卓についているが、こうしてみるとちょっと怖い。
その横にはセスジツユムシがじっとしていた。
この虫も灯りに引き寄せられたのだろう。
みんな買い物や休憩に気軽に訪れる道の駅でも、食う食われるの厳しい世界が繰り広げられているのだ。