SSブログ

ニイジマトラカミキリ [甲虫]

伐採木にいたトラカミキリ。
今まで見たものに比べて少し色が薄い。
キスジトラカミキリ?
調べると「ニイジマトラカミキリ」という。
前胸背に黄色い線があるのが特徴のようだ。
niijimatorakamikiri0731.JPG
















それにしてもトラカミキリの仲間は、良く似た模様のものが多すぎて覚えきれない。
これでここで見たトラは4種目。
次も見つけらるだろうか?
niijimatorakamikiri1-0731.JPG


クダマキモドキの幼虫 [バッタ]

午前中は晴れていたのに、午後からは雷雨。
恨めしいゲリラ豪雨だった。

昼前、天気が怪しくなってきた頃に丘陵を歩いた。
クワの葉の上にクダマキモドキの幼虫がいた。
クダマキとはクツワムシの別名で、似ている事からクダマキモドキと名前がついたようだ。
キリギリスの仲間で、樹上で生活し草食性。
前脚の腿節が緑色のサトクダマキモドキと赤いヤマクダマキモドキがいる。
yamakudamakimodoki1-0731.JPG
















これは、前脚の腿節が赤いのでヤマクダマキモドキと思うのだが、ここで見るのはいつもサトクダマキモドキだし赤い部分がわずかなのでちょっと自信がない。
まぁクダマキモドキとしておこう。
yamakudamaki0731.JPG
















樹上生活者なのでなかなか目につく事がないのだが、今日は珍しく見ることが出来た。
成虫は危険を感じるとすぐ飛んで逃げるが、幼虫なので飛べずじっとしていたようだ。
お尻にある曲がったものは産卵管で、これはメス。
yamakudamakimodoki2-0731.JPG
















樹上を観察していたら、足元にバサッと何かが落ちた。
そこそこ大きな音だったのでカミキリか?と探していると、いきなり道に飛び出した。
ハチがバッタを引きずっている。
そのバッタもクダマキモドキでこちらは前足が緑色なのでサトクダマキモドキの幼虫。
ハチは、主にクダマキモドキなどを幼虫の餌とする狩蜂「キンモウアナバチ」だろう。
この木にもう一匹、サトクダマキモドキの幼虫がいて、捕まってしまったようだ。
捕まったもの、捕まらなかったもの、これも運命かもしれないがやはり自然は厳しい・・・・。
kinnmouanabati0731.JPG

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。