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艶やかなアオハナムグリ [甲虫]

ソクズの花に「アオハナムグリ」が来ていた。
ソクズの花は、白い小さな花が集まって一つの房になっているがその全ての花に蜜があるのではなく、黄色い部分にのみ蜜があるのだそうだ。
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よく見かけるコアオハナムグリが体中黄色い毛でおおわれているのに比べ、アオハナムグリは毛が少なく背中はツヤツヤ、体も一回り大きく、コアオよりも見る機会は少ない。
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一回りして戻って来ると葉の上に移動していたので、お顔をじっくりと拝見。
こうして見ると、顔や足は紫色の輝きでとても美しい。
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おしゃれな装いのルリモンハナバチ [ハチ・ハエ・アリ]

草はらに咲いているアキノタムラソウの花には、イチモンジセセリを始め色々な虫がやって来ていた。
そんな中で一際目立つのが、水色と黒のコントラストが美しく、9月頃から見られる秋のハチ「ルリモンハナバチ」だ。
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よく見ると黒い体に水色の毛が生えている。
同じ種のコシブトハナバチ類に寄生するというのだから不思議だ。
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このハチを初めてみたのは、埼玉県の中央部にある公園の草原だった。
夕方4時ごろ、イネ科の尖った葉の先に小さな水色のものがぶら下がっていた。
何だろうと見ると、葉先を顎でくわえてこのハチが眠っていた。
その美しさと、奇妙な寝姿に釘付けになりつい近寄りすぎて飛んで行ってしまった。
それ以降、丘陵にもいるのではと探すも見つけることが出来ずにいたのだが、この日は周囲に数頭が訪花に訪れていた。
これから数が増えると思われるので、眠っている姿も是非撮影したい。
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