やって来たぞ!冬鳥たち。 [鳥]
頭の上の枝でチッチッ♪と鳴く鳥がいた。
ホオジロ?それともアオジ?
見上げるとそこにいたのは「ホオジロ」だった。
お前さんは、こないだ助けたホオジロかい?お礼を言っているのかね?
少し歩くと湿地の柳の前で、三脚にカメラを構えている方がいた。
何を撮影しているのか?と尋ねると、カシラダカがいるという。
一緒に見ていると、柳の根元からたくさんの鳥が飛び立った。
枝にとまったのは、まさしく「カシラダカ」だった。
残念ながら、カメラに納める事はできなかったが、今年初見だ。
さいたま緑の森博物館のレンジャーの方に偶然にお会いし話をすると、今日クサギの実を啄むアカハラを見たとの情報をいただいた。ツグミも群れでやって来ているとの事。
その後、先ほど湿地で写真を撮られた方が戻ってこられ、撮影した種の名を聞かれた。
撮られた写真をモニターで見せていただくと、シメだった。
カシラダカだけでなくシメ親分もいたとは!
もう少し観察していれば良かったなぁと少し後悔。
トラツグミが既に観察されている谷戸へ出向いたが、さすがに空振り。
帰ろうと車に戻ったところ、クワックワッ♪という聞き覚えのある声が聞こえた。
声のする方向を見ると電線に何ものかが。
撮影してモニターで拡大するとやはり一年ぶりに見る「ツグミ」だった。
今日は、今年初見の目撃種2種、写真も含めた情報2種といよいよ冬鳥たちがやってきたなぁと実感できる一日だった。
まだ見ぬ鳥たち、いつ出会えるかとても楽しみだ!
2010年11月8日
東京都 スズメ目 ホオジロ科 ホオジロ
埼玉県 スズメ目 ツグミ科 ツグミ
CANON EOS40D,EF70-200mm F2.8L IS USM/EF1.4×Ⅱ
青大将の子供 [両生類・爬虫類]
気が付かなかったが、ヘビが足元にいたようだ。
長さは20cm程の小さなもので、良く見かけるヤマカガシかと思ったが見えたのが丸い斑模様。
マムシの子供かもと一瞬緊張したが、頭が見えて少しがっかりの「アオダイショウ」の幼蛇だった。
この模様はマムシの擬態とも言われる。本当の事はわからないが、確かに効果はあると思う。
今年の田植えの頃には、たくさんのヘビたちに遭遇したが、それ以来すっかり姿を見ないでいたので久しぶりである。
ここはビオトープの傍らで、エサになる生き物は豊富にいるだろう。
可愛いのでちょっかいを出しているとさすがに気の荒いアオダイショウだ。
子供であっても長靴に噛みついてくる。
シマヘビやヒバカリなどなら、こんな事はほとんどないと思うのだが。
あんまりいじくるのも可愛そうなので、早々に解放してあげた。
2010年11月8日 東京都
爬虫綱 有鱗目 ナミヘビ科 アオダイショウ CANON EOS50D,EF100mm F2.8L IS USM/MT-24EX