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天気が良いと日向ぼっこ [チョウ・ガ]

曇っていると、チョウやトンボも全く姿が見られない。
しかし、晴れた日にはどこにこんなにいたのかと思うほど、たくさんの虫たちを見る事が出来る。

この日も朝から良い天気。
植え込みの杭にとまって、翅を開いていたのは「アカタテハ」。
このチョウの幼虫の食草はイラクサ科の仲間で、この夏もカラムシで幼虫を確認していたがいつの間にかいなくなって、蛹を見る事も出来なかった。
成虫を見るのも久しぶり、今年は数回ほどだ。
akatateha1103.JPG
















暖かい日差しに翅を開いていたが、残念ながら位置的に翅表を撮影するのが難しい。
そうこうしているうちに飛び上がり、梢の葉にとまった。
ようやく、僅かだが開いた翅表を撮る事が出来た。
akatateha1-1103.JPG
















林縁の湿地では、「ムラサキツバメ」がいた。
ここで見るのは初めてで、周りに食樹のマテバシイは見当たらない。
どこから来たのだろうか?知らないだけで近くにマテバシイがあるのだろうか?
ムラサキシジミとともにとても敏感で、近づくとすぐに飛んでしまう。
この日は望遠ズームを持っていたので、何とか撮る事ができた。
murasakitsubame1-1103.JPG
















ここにいるならと、マテバシイのある公園に行ってみた。
探すもなかなか見つからず、日当たりの良いアラカシでようやくの一頭。
距離があるうえ逆光状態の位置だったため、翅を開いてくれたもののここでも翅表を撮る事はできなかった。この数ならやはり集団越冬を見る事は難しいだろうなぁ。

どのチョウも、思うように撮らせてくれないところが何とも歯がゆい。
murasakitsubame1103.JPG
















2010年11月3日 東京都
 鱗翅目 タテハチョウ科 アカタテハ
 鱗翅目 シジミチョウ科 ムラサキツバメ
CANON EOS40D,EF70-200mm F2.8L IS USM/EF1.4×Ⅱ


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