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フユシャクの季節 [チョウ・ガ]

ここ数日、里山の雑木林は一年で一番カラフルで見応えがあるのではないだろうか!
足元にはたくさんの落ち葉が降り注ぎ、歩くとシャカシャカ♪と心地よい音を立て、目でも耳でも楽しめる。
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さらに林縁では、たくさんの白っぽい蛾がひらひらと舞いだした。
歩くたびに、落ち葉から飛び立って、個人的には初冬の風物詩となっている。
蛾の中でも、冬にのみ現れるシャクガの仲間の「クロスジフユエダシャク」。
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フユシャクと言われる蛾の一種で、最も早く出現しほとんどが夜行性なのにこの蛾は昼に活動する。
この仲間のメスの翅は退化し、無いかあっても小さく飛ぶ事はできない。
お尻の先からフェロモンを出して、オスを呼び寄せる。
フユシャクは、冬の雑木林の観察ターゲット。これから色々な種が現れて楽しみだ。
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2010年11月27日 東京都
 鱗翅目 シャクガ科 クロスジフユエダシャク   CANON EOS40D,SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO

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