カナチョロ [両生類・爬虫類]
そんなこともあるものだと思っていたら、ようやくHPとblogは通じたがまだmailは不通のままだ。
まあ、めったないのでしょうがないか!
先日、園路脇でちっちゃな子供のカナヘビを見つけた。
今年はニホントカゲは大人も子供もよく見かけるのだが、なぜだかカナヘビには出会わない。
個人的なものなのか、一般的にもそうなのか?
見つけたのは、小っちゃいながらも大人と変わらないいでたち。
ちょっと頭が大きいか。
カナヘビをカナチョロというところもあるが、この子供たちはまさしくカナチョロでかわいいのだ!
2014年9月18日 埼玉県
有鱗目カナヘビ科 ニホンカナヘビ CANON EOS70D,EF100mm F2.8L IS USM
噛まれたら その日ばかり なのか? [両生類・爬虫類]
さいたま緑の森博物館の前の道を歩いていたら、足元に黒い紐のようなものが横たわっていた。
踏むところだったのだが、何?
よく見ると細く小さなヘビだった。
小さいといっても伸ばすと20cmほどはあるだろうか。
普段よく見るアオダイショウなどとは全然小さくてかわいい。
首の白い線から「ヒバカリ」の幼蛇。
大人になると、40~60cmになるそうだがヘビの中ではスモールサイズ。
このヘビ、昔は毒があると思われ、噛まれたらその日ばかりの命とのことから名付けられたようだが実は毒はない。
大きな誤解だが、そう思われていれば手を出すものもいないのでよいのかもしれない!
魚類、カエルやオタマジャクシ、ミミズなどを食べるそうだ。
今までにこれくらいのサイズしか見たことがないが、一度はぜひ成体も見てみたいものだ。
2014年7月21日 埼玉県
有鱗目ナミヘビ科 ヒバカリ CANON EOS70D,EF100mm F2.8L IS USM /MT-24EX
小っちゃい・・・・。 [両生類・爬虫類]
歩いていると小川沿いの葉っぱに影が・・・。
何かいるぞ!
ヒントは、まん丸の体と指のような影。
そう、水から上がって間もない「シュレーゲルアオガエル」。
15mmくらいだろうか。
とにかく小さいのだ。
まだしっぽが黒く残っている。
水の中から、外に出た気分はどんなものなのだろう?
こんな子ガエルたちがあちこちにいっぱい。
この大きさ、今の時期成長のいいカマキリの方が大きい。
カマキリ、サシガメ、クモ、鳥たちなどなどまわりに敵はいっぱい。
さてどれだけの子ガエルたちが大人になれるのだろうか?
頑張れ シュレの子ガエルたち!!
2014年7月8日 東京都
無尾目アオガエル科 シュレーゲルアオガエル CANON EOS70D,EF100mm F2.8L IS USM/430EXⅡ
田んぼの怪獣 [両生類・爬虫類]
田植えの終わった田んぼを見ていると、波立つ水面にひょっこり何やら怪しいものが顔を出した。
おぉ!
ゴジラかガメラか?
ここは岸田んぼなのでキッシーか?
な~ンてそんなわけはなく、たかだか15cm程の水深で現れるものといえばそう!
このお方。
ガマ親分こと「アズマヒキガエル」である。
産卵シーズンにはあちこちで見られたが、このところすっかりご無沙汰であった。
みな雑木林に戻っていったのだろうか?
姿を見なくなったが、たまにこうして現れる。
それにしてもこの親分は妙に体が赤い。
日焼けか?怒っているのか?酔っ払っているのか?
ピンク色のは見たことがあるが、こんなに赤いのは初めて見た。
いろいろいるものだなぁ!
2014年6月19日 東京都
無尾目ヒキガエル科 アズマヒキガエル EOS50D EF70-200 f2.8 L IS USM/EXTENER EF 1.4×Ⅱ
カエルの子はカエル? [両生類・爬虫類]
湿地の周りを歩くと、足元から小さな生き物が一斉に水辺へ向かって動く。
何だ?とよくよく見るとそれは小さな小さなカエルたち。
今年生まれで手足が生え尻尾も取れて陸に上がったカエルの子供。
ん~、カエルの子供はオタマジャクシだったよな。
じゃぁ、この子たちは何と呼べばいいのだろうか?
若いカエルかなぁ。
こちらは少し大きいサイズの今年生まれの若いカエル。
アカガエルだ。
ニホンアカガエルかヤマアカガエルかの同定はまだ特徴がはっきりしないので難しいようだ。
アカガエルよりさらに小さい、虫かと思うような大きさの黒っぽい若いカエルは、「アズマヒキガエル」。
成熟した大人になると、在来種では最大級の大きさになるが陸に上がったこの若い頃は最も小さいカエルかもしれない。
近くでは、彼らを狙っていると思われるヤマカガシを見つけた。
ヤマカガシにとっては小さいながらもたくさんの獲物を食べられるチャンスなのだろう。
こんな小さな小さなカエルたちが潜んでいる水辺は、歩かない方が無難だなぁ!
この日間違いなく、知らずに数十匹は踏みつけてしまったに違いない。
ごめんよ~。
2014年5月22日 東京都
無尾目アカガエル科 ニホンアカガエルorヤマアカガエル
無尾目ヒキガエル科 アズマヒキガエル CANON EOS70D EF100mm F2.8L IS USM
これが見納め?ヤマカガシ [両生類・爬虫類]
11月の中ごろを過ぎたあたり、ウスタビガの繭を探して歩いていたが、この日は見つかりそうもなく諦めてリンドウの花を探してみた。間もなく毎年みられる場所でいくつかの株が見つかった。今年もきれいに咲いていてくれてほっ!
すぐそばには、リュウノウギクの白い花が目に付いた。
この花が見られるのは僕の知っている中ではここだけ。
もっとほかの場所にもあるのだろうが見つけられないでいる。
花を見ていると足元の枯葉がガサゴソと音を立てた。
何かいるな?と音をたどると枯葉の間から顔を出したのは今の時期珍しい「ヤマカガシ」だった。
カガシとは日本の古語でヘビを意味し、山のヘビということらしい。
冷え込みが厳しくなり、そろそろ越冬の時期だと思うのだがまだ頑張っているようだ。
動きは活発で、落ち葉の下を素早く動いて時折落ち葉の下に潜り込む。
よく見るとおなかの一部が大きく膨らんでいた。
ヤマカガシはカエルが大好物。
すぐ横には湿地があり、膨らみの大きさからするとそこでアカガエルを食べたのかもしれない。
食物連鎖の上位に位置するヘビがいるということは、それを支える餌が豊富で自然が豊かだという証拠。
しっかり食べて、厳しい冬を乗り越えてほしいものだ!
webブラウザーのInternet Explorerを11にバージョンアップしたら、ブログに写真がアップできなくなってしまった。
プロバイダーに問い合わせたところ、この現象は把握していてしばらく時間をください。この間、Firefoxなどの利用をとのこと。何とも納得がいかないが、仕方がないのでFirefoxをダウンロードしてこの記事をアップした。
早く問題を解決してほしいものである。
2013年11月19日 東京都
リンドウ目リンドウ科 リンドウ
キク目キク科 リュウノウギク
ヘビ亜目ユウダ科 ヤマカガシ CANON EOS50D ,EF100mm F2.8L IS USM
シュレ危うし [両生類・爬虫類]
尾っぽが取れて陸に上がったばかりのようでとっても小さくかわいい!
頑張って大きくなれよと声をかけたものの、隣の葉に気になる生きものがシュレを視界にとらえていた。
まぁ、大丈夫だろうと気にも留めずに一回りして戻ってみると。
びっくり!葉の上でひっくり返っていた。
気になる生きものとはオオカマキリの幼虫だったが、特に動いた気配はない。
あの後いったい何があったのか?
死んでいるのかとじっと見ていると突然飛び起きて下草の中へ落ちて行った。
元気で何より!
それにしても何があったのか知りたい衝動に駆られたのは言うまでもない。
2013年7月11日 東京都
無尾目 アオガエル科 シュレーゲルアオガエル CANON EOS50D,EF100mm F2.8L IS USM
春の風物詩 カエルの鳴き声 [両生類・爬虫類]
湿地の環境を求めて様々な生き物たちがやってくる。
春一番に現れるのはアカガエルたち。そして今はシュレーゲルアオガエルたちが賑わいを見せている。
この日もシュレの鳴き声が谷戸に響き渡っていた。
風が強くノイズが入っているが遠くにウグイスの声などが聞こえいい季節だ!
再生できない場合、ダウンロードは🎵こちら
2013年4月22日 東京都
無尾目 アオガエル科 シュレーゲルアオガエル CANON EOS40D EF8-10mm F4L フィッシュアイUSM
ようやくトウキョウサンショウウオも産卵 [両生類・爬虫類]
アカシデの赤、イヌシデの緑、クヌギの萌木色、コナラの銀色と木々が様々な色を見せてくれる。
そんな春先にアカガエルとともに湧水や湿地などに卵を産むトウキョウサンショウウオ。
今年も探していたのだが、なかなか見つからないでいたところ、ようやく小さな谷戸で一対の卵塊を見つけた。
サンショウウオの卵塊は、アカガエルと同じようにゼラチン質で包まれており、成熟したメスは三日月形の卵塊を2つ=1対産む。
少し拡大して見るとはちきれんばかりの袋の中に無数の褐色の卵が見える。
この冬は雨が少ないせいか、サンショウウオの卵塊がなかなか見つからない。
カエルも含め全般的に産卵が遅れているようだ。
2013年 東京都
有尾目サンショウウオ科 トウキョウサンショウウオ卵塊 CANON EOS50D,EF-S60mm F2.8L マクロ USM