カブトムシ

とても暑い一日だった。
まさしく梅雨の晴れ間、明日からまた天気が崩れて、当分おひさまは拝めないらしい。

今日はニイニイゼミの鳴き声に加えて、線路沿いの草地でキリギリスの声を聞いた。
ますます夏の気分が盛り上がる。
そういえば、9、10日は下町の夏の風物詩、浅草寺のほうずき市だ。
この日に参拝すると、四万六千日間毎日お参りしたのと同様の功徳を得られるらしい。

林縁の柵にとまっていた立派な角の「カブトムシ」。
横には数本のコナラの木があり、きっとここの樹液に来たついでに一休みなのだろう。
あちこちで鳥に食べられて残骸だけになったのは何頭も見ているが、生きているのはこれが今年初めて。
見つけた時のドキドキ感と、うれしさはやはり昔も今も変わらなかった。