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下に何がある? [自然]

このところ下を見て歩く事が多くなった。
というのも一つには、道に色々な生き物が死んでいて凄まじい数のアリがたかっている光景を目にして、踏んではならぬという意識から!

もうひとつは、木の幹の下の方にニイニイゼミの抜け殻があり、たまに昼でも羽化しているものもいるのでついつい探してしまうのだ。
今日は、歩きだして早速この羽化を目撃した。
見つけた時にはほぼ体は抜けていて、翅も伸びつつ後はお尻を抜くだけの状態だった。
少しして無事お尻が抜けて、翅も伸び羽化は完了。
数年地中で幼虫生活を過ごし、ようやく地上に出て歌を歌って短い地上生活を謳歌する。
そういった生活史を思い浮かべながらのこのドラマチックなシーンは、いつ見ても感動ものだ。
今の時期、下を見て歩くものもいいものなのだ。
次元は違うがこのあいだは100円を拾った。
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いつもシュレーゲルアオガエルの一年生がいる湿地脇のキクイモの林で、面白い光景を見た。
最初はシュレかと思ったがアマガエルの一年生のようだ。
葉の縁から体を乗り出している様子。
最初は何をしているのかと思ったが、葉から顔を出してしきりに下を見ていた。
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下に何があるのか気になって見ると、30cmほど下の葉の上にハムシがいた。
きっとおいしい食べ物を見つけて気になっていたに違いない。
それにしても目のいいのには驚いた。
この後どうしたかまでは見なかったが、その仕草がまるで人のようでとても面白かった!


でた~アズマヒキガエル [両生類・爬虫類]

先日虫を探しながら歩いていると、たまたま前を歩いていた観察会の方々が何かを撮影していた。
見ると大きなヒキガエルがモデルになっていた。
今年に入ってまだ一度も見た事がなく、これまでニホンアカガエルやシュレーゲルアオガエルばかり見ていたので、その大きさと迫力に驚いた。
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このカエル、カメラを向けると素早く動いてなかなか撮らせてくれない。
申し訳なかったが、さんざん追いまわしようやく木の根元に追い詰めた。
というかこの木に抱きつくとおとなしい。
‘木に登って田んぼを見渡す’的な写真になってしまった。
azumahikigaeru0710.JPG


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