名前は大事! [自然]
気付けば、明日で7月も終わり。
早いもので、あと一月ほどで秋の気配が忍び寄って来るのだろう。
今年は残暑が厳しいと言うが・・・・・。
ここ数日ちょっと体調を崩したが、涼しい日が続きちょうど良い休日になった。
明日からはまた猛暑の気配だ。
草はらや林縁では、あちこちで「マメコガネ」が見られる。
今年は、かなり数が多いように思う。
その隣では、花が咲き終えたオカトラノオに弦を巻き付けて「ヘクソカズラ」の花が咲いていた。
ヘ・クソと踏んだり蹴ったりの名前だが、その名は万葉集にも「クソカズラ」と歌われたほど。
確かに葉や実は臭いがするがそこまでか?と思う。
花は白い花弁に中心が紫で可愛らしく、別名「さおとめばな」と言われるが、これが正式和名なら全く異なった印象に違いない!
それよりも‘やいと’に似ているので「やいとばな」の方がポピュラーだ。
まぁ若い人は‘やいと’を知らないだろうから、この名もすたれていくのだろう。
一方で、乾かした実は漢方薬、枯れた弦と実はリースに利用されているのだ。
草はらで、成虫になった「イボバッタ」を見つけた。
体にいぼのような突起があることから、イボバッタ。
こちらも可哀そうな名前を付けられたものだ。
たとえばハネナガバッタとか、もう少し違った名前がなかったのだろうか?