雑木林の不思議な卵 [その他]
寒くなってきたが、林縁では「ササキリ」がシリシリシリシリとまだ頑張って鳴いていた。
ススキでは「ハラビロカマキリ」が大きなお腹でこちらを見ていた。
雑木林の一角でたくさんの卵があった。
何の鳥の卵?
よく見ると鳥の卵とはちょっと様子が違う。
では何?
スッポンタケの卵だった。
知らない人は、鳥の卵と思うだろう。
もう少しすると、卵の中からにょきにょき不気味なきのこが出てくるのだ。
キタササキリモドキ [バッタ]
先週、檜原の都民の森に行ってきた。
よい天気だったが、さすがに標高1000mを超えると寒い。
駐車場のおじさんが、朝は8℃で日が射して12℃にあがったと言っていた。
駐車場の紅葉も赤く色付いて綺麗だ。
三頭山を目指して歩くも、植物観察で時間がかかり結局タイムアウトで途中で引き返した。
倒木の上に生えていたきのこ。
「タヌキノチャブクロ」。
まんまるな形がとてもとてもかわいい。
若い菌は食べられるらしい・・・・。
午前中は陽が射していたものの、昼からは曇り肌寒かった。
そのせいか虫は数少なかった。
テングアワフキ、コマルハナバチなど。
そんな中、葉の上に見つけたササキリモドキの仲間。
翅は見えないがお腹が大きい成熟したメスであることから、短翅型と思われた。
バッタに詳しい方に同定をお願いしたところ、「キタササキリモドキ(ヒメヤブキリモドキ)」のメスの可能性が高いとの事。
ここで見つかっているのはキタササキリモドキとクロスジコバネササキリモドキの2種のみで、背中の筋の色や産卵管の長さなどからキタとの推定。
是非オスも見てみたい!