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今ススキが面白い! [バッタ]

今の時期、草原の草はすっかり刈り取られ、ススキの株だけが残されているところが多い。
そのススキに、刈り取りから逃れた虫たちが、集まっている。

ショウリョウバッタモドキ1019.JPGショウリョウバッタモドキ1-1019.JPGススキの茎につかまっていたのは、「ショウリョウバッタモドキ」のメス。
以前はオスメスともにたくさん見られたが、今はメスしか見当たらない。




ヤマトシジミ1019.JPGこちらでは「ヤマトシジミ」のメスが夕陽に翅を開いていた。
見渡せば、あちこちで飛んでいて個体数は多いようだ。






ツチイナゴ1019.JPGバッタの中では、「ツチイナゴ」が最も多い。
枯れた草の中でも目立たない茶色い成虫になって、冬越し準備万全といったところ。





ハラビロカマキリ1019.JPG「ハラビロカマキリ」を見つけた。
流石に敏感で、見つけた時には既にこちらを睨んでいた。
静かに探していたのだが、向うのほうが一枚上手だったようだ。
そおっとカメラの位置を変えても、首をぐるっと回してやはりこちらを睨むのだった。







ツマグロヒョウモン1019.JPGススキの間に生えたセイタカアワダチソウの花には「ツマグロヒョウモン」が吸蜜にやってきていた。
ススキと青空のバックが、秋ですねぇ!
これらの虫たちが見られるのも、後わずかかもしれないと思うとやはり寂しい。
もうそんな季節になってしまった。


クロコノマチョウの初令幼虫 [チョウ・ガ]

久しぶりにクロコノマチョウの幼虫と蛹を見に行った。
蛹はほとんど見つからなかったが、数頭の終令幼虫と初令幼虫がいた。

クロコノマ1013.JPG探してみると間もなく孵化するであろう卵も見つかった。
黒いのは頭だと思われる。







クロコノマ1-1013.JPGクロコノマ2-1013.JPGその横にまだ産んだばかりのような卵があった。
それを見ていると、横から小さなうさみみがひょこひょこやってきた。

するともう一頭。


クロコノマ3-1013.JPGクロコノマ5-1013.JPG卵の周りをうろうろ。

顔を合わせてこんにちは。





クロコノマ6-1013.JPG
少し歩きまわって、去って行った。
きっと兄弟だろうと思うのだが、周りにはこの2頭以外見当たらなかった。一体どうしたのだろうか?

孵化間近の卵とこの卵が孵化すれば、この葉の上は賑やかになることだろうが、食不足になりそうで少し心配だ。



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