秋の木の実 [植物]
朝晩寒さが増してきたが、このところ天気は良く昼間は比較的暖かい。
湿地のタコノアシもますます色付いてきた。
秋の実も目立つようになってきたが、今日は木の実をご紹介。
赤い実が裂けて、中から黒い種が顔を覗かせているミツバウツギ科のゴンズイ。
釣りをする方なら、この名前を聞くといい思いはしないかもしれない。魚では外道と呼ばれ毒のある針をもつ厄介な魚だが、この実を見る限りそんなイメージはない。
ニシキギ科のマユミ。
きれいなピンク色の実が四つに裂けて中から赤い種が顔を出している。
キバラヘリカメムシの好物の実だ。
この木には一匹も見つからなかった。
まだ場所によっては、実をつけているクマツヅラ科のクサギ。
赤い星(ガク)の上に藍色の果実がついているが、ほとんど落ちてしまっていた。
季節が進んで虫はめっきり減ってきたが、マント群落の上で良く見かける「セスジツユムシ」。
写真は茶褐色型のメスだ。
この日も、数匹見かけたがすべてがメスでオスは一匹も見なかった。
オスは死んで、後はメスが卵を産むばかりといったところだろうか?