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ウバタマムシの体当たり [甲虫]

尾根道を歩いていると、いきなり羽音が聞こえお腹に何かがぶつかって地面に落ちた。
スズメバチかとビクッとしたが、足元を見てニタッと笑ってしまった。
「また、お前か。そういえばそんな季節か♪」って。

ウバタマムシ0715.JPG「ウバタマムシ」だ。
昨年も同じこの場所で2日続けてぶつかってきた。
このあたりに、松の枯れ木でもあるのだろうか?
相変わらず死んだふり作戦のようだが、通用しないのだ!




ウバタマムシ1-0715.JPG折角なので、昨年同様同じ木で、モデルになってもらった。
今日のやつは、おとなしい。
木に止まらせても、じっと動かない。





ウバタマムシ2-0715.JPG調べると昨年ぶつかってきたのは7月16と17日だった。
今年は15日、何と一日違い・・・奇遇である。

ヤマトタマムシはどうだろうかと、谷戸の大榎を見に行くとてっぺんあたりにたくさん飛んでいた。
近いうちに出会えると良いのだが!


ススキの葉裏に潜む不気味な目玉 オオトリノフンダマシ [その他]

オオトリノフンダマシ2-0713.JPGススキの草原で何かいないかと探すも、この日はさっぱり。
そこで葉の裏を丹念に見ていくと、お目当ての目玉がいた。
丸三角に、目玉が二つ。





オオトリノフンダマシ07.13.JPG小さいので「丸い目玉の付いたものがへばりついている」としか見えず知らなければいったい何?って感じだろう。
正体は「オオトリノフンダマシ」というクモだ。
その名の通り鳥の糞に似ているらしいが、ならばなぜ葉の裏にいるのか?葉の裏には糞は落ちないのだが・・・・。



オオトリノフンダマシ1-0714.JPGこのクモ、昼間は葉の裏でじっとしていて夕方から夜に網を張る。
ちょっと意地悪してつついてみると、確かにクモであった(^.^)


花に来たキマダラカミキリ [甲虫]

キマダラカミキリ0714.JPG丘陵を歩いていると、花に見慣れない虫がいた。
いつも樹液周りでよく見かける「キマダラカミキリ」だった。






キマダラカミキリ2-0714.JPG花に来ているのは初めて見た。
しきりに花に口をつけている。
蜜を舐めているのか、花粉を食べているのか?
花から花へ動き回るが、体が重いせいだろう花の上は歩きにくいようで、ぎこちない。



キマダラカミキリ1-0714.JPGしばらくの間、食事をするとあたふたと隣の葉へ移動。
丁寧に足の手入れを始めた。






キマダラカミキリ3-0714.JPGまるでハエのようで、面白い光景だった(^.^)




信州の甲虫 その5 ヒメアシナガコガネ・ウスチャコガネ [甲虫]

今日は、コガネムシ2種。

ヒメアシナガコガネ1-0704.JPGコバイケイソウにたくさんのコガネムシが花粉を食べに集まっていた。
そのほとんどがこの「ヒメアシナガコガネ」だ。
アシナガコガネの名の通り、足が長い!





ヒメアシナガコガネ07.04.JPG背中の色と模様は変異が多いらしい。
この個体は、黒に黄色の筋がある。

体長6~9mmで、花に集まる。




ウスチャコガネ1-0704.JPG葉の上で見つけた立派なおヒゲのコガネムシ。
どうやら「ウスチャコガネ」?
体長7~8mm。





ウスチャコガネ07.04.JPGこの虫もここではたくさん見られた。


信州の甲虫 その4 ヒメシロコブゾウムシ [甲虫]

ニッコウキスゲ07.04.JPG霧が峰周辺では、まもなくニッコウキスゲが見頃となるそうだ。
この日は、咲き初めといったところであちこちに蕾が見られ、オレンジ色の花がところどころ咲いていた。





コバイケイソウ07.04.JPG散策路には、高山植物のコバイケイソウが見られた。
1mほどの大きさで、その名の由来の通り小さなウメに似た花をたくさんつけていた。
後に見える赤い花は、まもなく花期が終わるレンゲツツジ。
ニッコウキスゲとバトンタッチだ。







ヒメシロコブゾウムシ07.04.JPGこのあたりの葉の上で見られるのが、「ヒメシロコブゾウムシ」。
大きさは11~14mm。
真っ白な体に、黒い模様がありこの模様は個体毎に異なっている。
緑の葉上に白ととても目立つのだが、これも鳥の糞の擬態のようだ。
危険が迫ると、死んだふりをして、葉から落ちたりする。



ヒメシロコブゾウムシ1-07.04.JPGこのゾウムシは、狭山丘陵では見たことが無いが、狭山でも見られる似た仲間に「シロコブゾウムシ」がいる。
15~17mmと大きく、背中のコブがもっと大きいので区別はしやすい。


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