チョウの幼虫の擬態 [チョウ・ガ]
昨年観察した、「スミナガシ」の幼虫がいたアワブキの木を見に行った。
葉の先の葉脈だけを残して食べ、その周りに食べ散らかした?葉をちりばめた巣がたくさん見つかった。
今年も、この木にたくさん卵を産みつけたようで、小さな幼虫があちこちで見られた。どこにいるかわかるだろうか?
少しアップにしてみた。
チョウに詳しい方は、一枚目ですぐに見つけられるだろうが、そうでない方はこれでもわかるかどうか?
残された葉先の葉脈の途中に、首をもたげている。
まるで葉脈のよう。
これは8/18に撮影したので、今はもう少し大きくなっているだろう。
あちこちの草原では、葛が紫色の花をつけだした。
その蕾や花を食べるのが、「ウラギンシジミ」の幼虫だ。
体の色が葛の花そっくりで、よく見ないと全くわからないだろう。
拡大すると、ほら いたでしょう(^.^)
ナメクジチックないでたち。
この幼虫が、ここにいる事を知らなければ、まず見つけることは出来ないだろうと思うのである。
どちらも色や形 巧みな擬態だ。これでもいなくなるということは、外敵にやられているものもいるのだろうから、敵もなかなか凄いもんだ!
そろそろバッタの季節! [バッタ]
暑い 涼しい? [季節]
今日は朝からよい天気!洗濯日和で、たまっていた洗濯物を洗って干して。
陽射しは強いが、風は涼しい。
丘陵でまず出逢ったのは、「カワセミ」だった。
駐車場そばの池で、ザリガニを狙って何度もダイビング!
成功率はかなり高かった。
この調子で、アメリカザリガニを駆除と願いたいものである。
池の近くで見かけたのが、「マユタテアカネ」。
見るといつも思う豚の鼻。
同定しやすい特徴。
ヒヨドリバナで吸蜜していた「アサギマダラ」。
この後、蜘蛛の巣にかかったが何とか脱出して雑木林の奥に消えていった。
歩いていると、いきなり脇から飛び立つものが。
ちょっとビックリしましたが、クロコノマチョウでした。
翅の形状からして、秋型でしょう。
そういえば、以前にここで幼虫を見つけました。
林縁のエノキで、翅を休めていた「ダイミョウセセリ」。
今日は、近づいてもいっこうに逃げない。
このところヤマノイモの葉を見て歩いているのだが、あちこちで葉を切って蓋をした幼虫の巣が見られて面白い。
ダイミョウセセリのいた隣のエノキで、アカボシゴマダラの幼虫を見つけた。
丸々太って、もう直ぐ蛹になりそう。
ただ実際には敵が多く、継続して観察していると、いなくなることが圧倒的に多く、自然は厳しいのである。
移入種ではあるが、敵に襲われずに、何とか生き延びて欲しいものだ。
ご本家 トリノフンダマシ
異なる顔のクロメンガタスズメ [チョウ・ガ]
この場所に現れたのは、実はこれが3匹目で2匹目がいたのだが、すぐにいなくなってっしまた。
最初からいるのに比べて、一回り体が大きく、前胸背の人面模様が異なる別人?である。
人面模様が、白くまるでドクロのよう。ヤッターマンのドクロベェを連想させる。
この模様は、個体によって異なるようだ。
先住民 新入り
それにしても、なぜ次々とここにやってくるのだろうか?
フェロモンで呼び寄せているとも思われる。
ということは、最初からいるのはメスなのか?
また夜行性のため夜にはいなくなり、朝みるとちゃんと戻ってきている。
鳩のような帰巣本能?だ(^.^)