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昆虫酒場閉店のお知らせ [自然]

5月の中頃からオープンしていた、コナラの昆虫酒場。
この夏も、多くのお客さんに出逢えるかと楽しみにしていたのだが、U氏から昆虫酒場閉店の連絡を受け、急いで見に行ってきた。

昆虫酒場1-0706.JPG行って驚いた。
葉はほとんど茶色に、樹液も枯れていた。
なんて早い閉店だろう。
夏盛りはこれからで、そろそろオオムラサキやカブトムシにも逢えるかと期待していた矢先だった。







昆虫酒場2-0706.JPGこの並びのコナラは昨年、夏に樹液を噴き出したくさんの虫を呼び寄せ、秋に枯れてしまった。
年輪を数えたら50年弱生きてきた木だった。
何故枯れたのだろうか?疑問に思っていたのだが。
今年また樹液を出し始めた時点で、この木も枯れてしまうのではないかと心配はしていたのだが、心配が本当になってしまった。






昆虫酒場3-0706.JPG何か病気なのか?

調べるとカシノナガキクイムシという虫がコナラなどのナラ類に入り込みナラ菌を媒介しナラ枯れの被害が広がっているらしい。
このナラ菌に感染すると防御反応で造り出された物質が導管を塞ぎ、樹液が漏出するらしい。

これが原因かどうか専門家ではないのでわからないが、これ以上の枯れ死は勘弁願いたいものである!


信州の蝶 その3 ヒメシジミ [チョウ・ガ]

ヒメシジミ07.03.JPG鬼無里からまもなく白馬というあたりの草地でたくさんのシジミチョウが飛んでいた。
少し明るい空模様だったせいか、オスもメスも飛んではとまって、翅を広げている。




ヒメシジミ2-07.03.JPGこれも狭山では見られない「ヒメシジミ」。
翅裏にオレンジ色のある山地性のシジミチョウは、ヒメ、アサマ、ミヤマといるがこれはヒメシジミのようだ。
キク科、マメ科など多くの植物を食草とする広食性である。




ヒメシジミ04-0703.JPG山地の平坦な草原などを好むが、近年そういった環境が失われてきて、これらの蝶の生息地は減ってきている。






ヒメシジミ5-0703.JPG少しして、空が急に暗くなり雨がぽつぽつ降り始めると、みなあっという間に姿を隠してしまった。


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