お尻のハサミがかっこいい ハサミツノカメムシ [セミ・カメムシ]
丘陵をぶらり歩いていると、幹にとまったカメムシに目がとまった。
セアカツノカメムシかと思ったのだが、何やらお尻に赤いものが・・・。
一度見てみたいと思っていた、ハサミツノカメムシだった。
前胸背の赤い突起とお尻の赤いハサミが特徴だ。
この赤いハサミは、いったいどうやって何に使うのだろうか?
ただの飾りでは無いであろうから、使っている場面を是非見てみたい!
今年初見のオオムラサキ [チョウ・ガ]
今年の夏は、とっくに梅雨が明けたというのにまだすっきりしない。
太平洋高気圧の張り出しが弱いせいで、いつまでも梅雨のような天気が続いている。
近畿や東海では8月に入ってからの梅雨明けとも・・・。
これも温暖化の影響なのだろうか?
昨年は、毎日丘陵に足を運んでいたのだが、今年はそうも行かず久しぶりに見る景色はかなり季節が進んでいた。
そういえば今年はまだオオムラサキを見ていないなって思い、クヌギやコナラの樹液が出ている木をまわってみた。
晴れ間が出たり曇ったりの中、高い梢でオオムラサキが飛んでいた。
たまたま幹にとまってくれた。
かなり翅が痛んだ個体で、大きさから見てオスと思われる。
もう少し早くに見に来れたらと、ちょっと悔やまれる(-_-;)
すぐ近くに樹液が出ていて、カブトムシのメスとカナブンが食事中だった。
別のコナラでも、しきりに樹液を吸っているのを見つけた。
今年は、低い位置で樹液を出している木が見つからず、かなり高い場所だが、何とか見ることが出来てよかった!
シロオビトリノフンダマシ [その他の虫]
青い宝石 マルタンヤンマ [トンボ]
東京のセミ [セミ・カメムシ]
小川町で写真展を見た後、青空が見えたので、地下鉄で市ヶ谷に向かった。
ここはその昔勤め先があり、5年ほど通ったのだが夏にはとにかくミンミンゼミがたくさんいてうるさいくらいにその声を楽しませてもらった場所だ。
都営新宿線市ヶ谷駅の地下の改札を出たあたりからその声が聞こえてきた。
地上に出ると、やはり「ミンミンゼミ」のセミしぐれであった!
一本の木に何匹も。
どのセミも太い幹にはあまり見られず、細い枝先で鳴いていた。
ほとんどがミンミンゼミの鳴き声の中、一匹だけアブラゼミの声が。
普通はアブラゼミが多く、中に少数ミンミンゼミが鳴く場面を普通に見てきただけに、この状況にはうれしくなってしまう!
線路沿いの土手にヤブカンゾウを見つけた。
緑の中にオレンジ色が鮮やかで、その後にJRの列車が走り抜けた。