信州の甲虫 その3 イタドリハムシ・ドロノキハムシ [甲虫]
霧が峰の雑木林では、エゾハルゼミの「ミョーキン、ミョーキン、ケケケケケ」という独特の鳴き声が聞こえてきた。
初めてこの声を聞いたのは中学生の頃だったろうか。一度聞くと忘れない鳴き声だ。
霧が峰で見つけたハムシ2種。
共に赤系色が目立つ大型のハムシだ。
道路沿いの葉上とまっていた、黒とオレンジの色彩のハムシ。
「イタドリハムシ」。
7.5mm前後の大きさで主にオオイタドリ、イタドリの葉に集まる。
普通種らしいが、今まで見た事がなかった。
霧が峰自然保護センター近くで見つけた、イタドリハムシよりさらに大きな「ドロノキハムシ」。
この虫も初めて見るハムシだ。
赤い鞘羽が印象的。
大きさは10mm前後。
主にドロノキやヤナギ類の葉を食べる。