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越冬していたホオソチョウ [チョウ・ガ]

暖かくなってきたので、ホソオチョウが見られるのではないかと先週、昨年ホソオチョウを撮影した丘陵の場所に行ってみたが全く見ることが出来なかった。
その後、数人がホソオチョウのオス・メスの発生を確認したとの知らせを聞き、今日再びそこへ行って見た。
出掛けるのが3時頃になってしまい、陽も陰り気味で風も強くなり厳しい状況だった。

モンシロチョウ04.13.JPG菜の花でモンシロチョウを発見。今年の初見である。
数匹が菜の花で吸蜜したり、葉で休んでいた。

ヤマトシジミ04.13.JPGすぐ足元ではこちらも初見の「ヤマトシジミ」が、薄日が射す中 開翅していた。
久しぶりに見る水色だ。






ホソオチョウ04.13.JPGあたりを観察してしばらくすると、「ホソオチョウ」のメスが一匹、風に乗って飛んできて近くの草にとまった。
やはりいた!
昨年終わりには、この場所のウマノスズクサが全て刈られ、草についていた蛹も見たところ消えうせてしまっていたのだがどこかに無事残っていたのだろう。


ホソオチョウ1-04.13.JPG一枚撮影するとすぐに飛び立ち、離れたところにとまった。
静かに近づいたがあっという間に飛んで風に乗ってはるか彼方に消えてしまった。
ホソオチョウ自身は飛翔能力は高くないと思うのだが、風が味方をしたようだ^^;




ベニシジミ04.13.JPGその後、しばらく待ってあたりを散策したが目の前に姿を見せることは無かった。
代わりに「ベニシジミ」が緑の草むらで綺麗なオレンジ色を見せてくれた。

また、近いうちにもう一度ここに来ようと思う!


山地の渓谷のチョウ スギタニルリシジミ [チョウ・ガ]

先日、ギフチョウの撮影の前に、渓谷沿いの林道に「スギタニルリシジミ」を見に行った。
幼虫はトチノキの花や蕾を食べる。
トチノキは山地の沢沿いなど湿気のあるところに生えるので、このチョウもそういった場所に生息しているのだろう。

スギタニルリシジミ3-04.08.JPG朝9時ごろ現地に着いたが、曇っていてなかなか姿を現してくれない。
少しして陽射しが出てきたが全く飛ぶ気配も無いので、諦めてギフの撮影へ行こうと林道を降りていたところようやく数頭が飛び始めた。





スギタニルリシジミ2-04.08.JPGスギタニルリシジミ1-04.08.JPGしかしなかなかとまってくれない。
ようやくとまって近づこうとすると、すぐに飛んでしまいマクロレンズでは無理!
そこで200mmの望遠で撮影したが、かろうじて左の写真程度しか撮れなかった((+_+))






ミヤマキケマン04.08.JPGスミレ04.08.JPGヨゴレネコノメ04.08.JPG







林道沿いにはミヤマキケマンや白いスミレにヨゴレネコノメが美しい花を咲かせていた。


神奈川のギフチョウに出逢う [チョウ・ガ]

今日も相変わらずの暖かい陽気で、気持ちのいい一日だった。
このところブログ仲間の話題に登場している「神奈川のギフチョウ」を見に行った。

ギフチョウ4-0408.JPGいつも見られるという場所に向かうと既に3人がカメラを手にテリを張っていた(^.^)
待機していると、モミジイチゴの花に吸密にやってきた。
草丈が低いうえに下向きに付く花なので、撮影ポジションがとても厳しい((+_+))
ここでギフチョウを待つもなかなか来ない。
いつもより数が少ないということで場所を移動。


ギフチョウ3-0408.JPG

ギフチョウ卵0408.JPGこの時期メスが、産卵するカンアオイを探しながら飛んでいるようなのでカンアオイがある場所で待っていると、1頭のメスが若いカンアオイで産卵を始めた。
左の写真 お尻の先に卵があるのがわかるだろうか?葉の裏には数個の緑の真珠のような卵が産みつけられていた。


ギフチョウ04.08.JPGギフチョウ2-0408.JPGこの後、桜で吸蜜するという場所にさらに移動。
少し待っていると飛んでくるのだが、なかなかいいアングルに来てくれない(T_T)
何とか桜での一枚と、近くの民家の庭先の芝桜での吸蜜を撮影することが出来た。
比較的近場でスプリングエフェメラルの女王「ギフチョウ」に出逢えてとても満足!

今日お誘いいただいた「蝶と山・てくてく写日記」のBANYANさんに感謝m(__)m 

 


初見 ベニシジミの蛹 [チョウ・ガ]

そろそろたくさんの蝶たちが見られる季節。
身近な「ベニシジミ」も、この時期だけは早くその姿を見たいと思うのだ。

ベニシジミ蛹04.05.JPGその幼虫は以前に数回見ていたが、今回初めて蛹を見ることが出来た。
幼虫の食草であるスイバの根元の枯葉で蛹化していた。
スイバの葉の上ではないので、なかなか見つけにくい。
幼虫や成虫の色からは想像しがたい地味な色合いだ。




ベニシジミ04.05.JPG羽の部分オレンジ色が見えることから、羽化は間近のようだ。
実際この写真を撮った翌日に羽化したようだ。
残念ながら羽化や羽化した成虫を見ることが出来なかった。






オオジシバリ04.05.JPGツクシ04.05.JPG近くでは「オオジシバリ」が花を咲かせていた。
成虫はこの花で蜜を吸うのだろうか?

開けた場所ではツクシが林立し、ツクシの林を作っていた。
ツクシも数が多ければ壮観である。


暖かな陽射しの一日 [季節]

朝起きると晴れているものの風が強い。
窓を閉めていても唸りが聞こえるくらいだ。
これでは虫たちも駄目かなぁと家でまったりしていたのだが、とりあえず行ってみようと丘陵に向かった。

ビロードツリアブ04.02.JPGビロードツリアブ2-04.02.JPG駐車場に着くと案外風が弱い。
最初に出迎えてくれたのが、ビロウドツリアブだった。
相変わらず愛らしくホバリングしている。
ピンとは甘く納得はいかないが、まぁ愛らしさが伝わるだろうか(^.^)






ヤマザクラ04.02.JPG歩いているとヤマザクラが満開だ。
葉と花が同時に見られるのが特徴。
都内千鳥が淵でも桜が満開とのニュースが聞こえ、いよいよ花見シーズン突入のようだ。




カタクリ04.02.JPGショカツサイ04.02.JPG今日はお日様が陽射しを与えてくれているので、カタクリは花びらを反り返らせてここぞとばかりに花を開いていた。

同じ紫でも右はショカツサイ。
もう15年くらい前になるだろうか。
小田急線で都内に仕事に通っていた頃、春になると線路脇で紫色の花が咲き誇っていた。
スミレにしては丈が高くなんだろうと思っていたのだが、今から思えばこの花だった。



ミヤマセセリ04.02.JPG今日は、ミヤマセセリがたくさん見られた。
唯一林縁で、メスがモミジイチゴの花で吸蜜しているのを見かけた。
残念ながら逆光だが、これはこれで良いかもしれない(^.^)
今年初見のメスであった。



ルリタテハ1-04.02.JPGルリタテハ04.02.JPGここでは翅が痛んだルリタテハが飛びまわっていた。
厳しい冬を乗り切って、無事春の陽射しを浴びているのをみると「よく頑張った」とねぎらいの言葉をかけたくなる。
たいしたものだと感心しつつ、自分も頑張らねばと思うのであった(^.^)


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