暖かな陽射しの一日 [季節]
朝起きると晴れているものの風が強い。
窓を閉めていても唸りが聞こえるくらいだ。
これでは虫たちも駄目かなぁと家でまったりしていたのだが、とりあえず行ってみようと丘陵に向かった。
駐車場に着くと案外風が弱い。
最初に出迎えてくれたのが、ビロウドツリアブだった。
相変わらず愛らしくホバリングしている。
ピンとは甘く納得はいかないが、まぁ愛らしさが伝わるだろうか(^.^)
歩いているとヤマザクラが満開だ。
葉と花が同時に見られるのが特徴。
都内千鳥が淵でも桜が満開とのニュースが聞こえ、いよいよ花見シーズン突入のようだ。
今日はお日様が陽射しを与えてくれているので、カタクリは花びらを反り返らせてここぞとばかりに花を開いていた。
同じ紫でも右はショカツサイ。
もう15年くらい前になるだろうか。
小田急線で都内に仕事に通っていた頃、春になると線路脇で紫色の花が咲き誇っていた。
スミレにしては丈が高くなんだろうと思っていたのだが、今から思えばこの花だった。
今日は、ミヤマセセリがたくさん見られた。
唯一林縁で、メスがモミジイチゴの花で吸蜜しているのを見かけた。
残念ながら逆光だが、これはこれで良いかもしれない(^.^)
今年初見のメスであった。
ここでは翅が痛んだルリタテハが飛びまわっていた。
厳しい冬を乗り切って、無事春の陽射しを浴びているのをみると「よく頑張った」とねぎらいの言葉をかけたくなる。
たいしたものだと感心しつつ、自分も頑張らねばと思うのであった(^.^)