春の木、草むら [季節]
このところ暖かい日が続き、草木の芽吹きも著しい!
樹上では「ナナフシモドキ」の幼虫が、枝に擬態していた。
成虫は幹や枝から卵を地面に産み落とすが、孵化した幼虫はこの枝まで登ってきたのだろう。
この体からすればかなり高い場所だが、頑張ったものだ!
ウグイスカグラの枝では、「イチモンジチョウ」の幼虫がしきりに葉を食べていた。
巣を作ってその中で幼虫越冬するのだが不運にも寄生された幼虫は体に繭を付け枝に止まったまま死んでいた。
自然の厳しさを実感したのだった。
一方草むらでは「ビロードコガネ」がヤハズノエンドウの茎で何やら探しているようだ?
「ナナホシテントウ」の幼虫もすぐ傍で見つかった。
近くにはアブラムシが群れていて、ここでは食事の心配はなさそうだ。
少し歩くと小さな虫が飛び出す。
足元を見ると黒いバッタが葉の上にとまっていた。「ヒメギス」の幼虫のようだ。
キリギリスの仲間では唯一体が黒色だ。
すぐ傍には「ヤブキリ」の幼虫だろうか。
やはり葉先にとまっている。
いよいよあちこち騒がしくなってきたようだ(^.^)