丘陵のスプリングエフェメラルたち [植物]
今日は仕事が休みなのだが、残念ながらの天候だ。
虫たちに出会うのにはちょっと厳しい。
先日蝶のスプリングエフェメラルを紹介したのだが、今回は丘陵で見られる花のスプリングエフェメラルたち。
丘陵のとある場所で群生している「ヒトリシズカ」。
たくさんの花が見られるのはもう少し先だが、いくつかが花を開いていた。
晴れていれば葉も開いていたのかもしれない。
静御前の白拍子姿に例えた名前だそうだ。
一人静という名ながら、1つだけで咲いていることは無く必ず株立ちで群生している。
花には花弁も萼も無く、白い糸のような雄しべが目立ちその下に対生した4枚の葉がついた不思議な花だ。
別の場所では、「ナガバノスミレサイシン」が群落を作っている。
名前の通りスミレの中では葉が長く、白花も混生している。
そのすぐ隣では今年初見のカタクリ。
今日の天候で、すっかり花を閉じていた。
晴れると花びらを反り返らせたあのカタクリの花を見ることが出来るのだが、曇っているとこんな感じで花を閉じてしまう。
まるで雑木林の天気予報士だ(^.^)
晴れた日に、もう一度見てみたい!
帰り道で、コンクリートの裂け目から立派に花を咲かせているド根性「タチツボスミレ」に出逢った。
コンクリートから花を咲かせているのがスミレというのも丘陵ならではであろう(^^♪