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ウスタビガの幼虫 [チョウ・ガ]

オオムラサキの蛹のあるエノキを他にもないかとくまなく探していると大きな緑色のいもむしを見つけた。
少し高い場所で、カメラのレンズを覗いてカラスヨトウの仲間の幼虫かと思い込んでいたのだが、今日見返してみるとどうやら「ウスタビガ」の幼虫のようだったようだ!
ウスタビガの幼虫がどうやってあのヤマカマスと言われる不思議な形の繭を作るのかとても興味がある。
ぜひそこを見たいと思っていたが、もうすでに蛹になってしまっただろうか?
あの日2頭見つけていた。
同じ木で見つけたオオムラサキの蛹は、残念ながら見つけた数日後にはなくなってしまっていた。
鳥に食べられたのか?心無い者に持ち帰られたのか?どちらにしろとても残念である!!
ウスタビガの幼虫0602_1.JPG


















2014年6月2日 東京都
チョウ目ヤママユガ科 ウスタビガ CANON EOS70D EF100mm F2.8L IS USM/MT-24EX

トンボ天国の周りで [自然]

トンボ天国の周りにもたくさんの虫たちを見つけた。
湿地脇の草の上できれいな翅を見せてくれた「ムラサキシジミ」。
相変わらず、光に輝く紫色は美しい!
撮ったのは今年初かもしれない。
ムラサキシジミ0610_1.JPG


















いつの間にか「ヤブキリ」も翅が生えて成虫へと近づいている。
幼虫ながらも脚の棘が獰猛さを表している。
ヤブキリ幼虫0610_1.JPG


















一方こちらも獰猛な「オオカマキリ」の幼虫。
この日はあちこちで同じくらいの大きさの幼虫を見た。
獰猛とはいえまだまだ小さくヤブキリには食われる存在かも。
オオカマキリ0610_1.JPG


















丈の高い草の上には、冬を越した「クビキリギス」の成虫がいた。
これはメスで鳴かないが、そろそろ恋の季節も終わりか・・・。
クビキリギス0610_1.JPG



























2014年6月10日 東京都
チョウ目シジミチョウ科 ムラサキシジミ
バッタ目キリギリス科 ヤブキリ
カマキリ目カマキリ科 オオカマキリ(幼虫)
バッタ目キリギリス科 クビキリギス(幼虫
)  
CANON EOS70D EF100mm F2.8L IS USM/MT-24EX CANON EOS50D EF70-200 f2.8 L IS USM/EXTENER EF 1.4×Ⅱ

いよいよ湿地はトンボ天国 [トンボ]

梅雨に入ってスゴイ雨量。
今日は朝から雨が止んでチャンスとばかりに、昼からちょこっと出かけた。
いつもの湿地には、シオカラトンボがあちこちに。
ほとりの草でハラビロトンボの若を発見。
羽化間もないようで美しい!
ハラビロトンボ0610_1.JPG


















次にショウジョウトンボの若。
結構数が多かった。
翅も体も金色に輝いて生命感に溢れていた。
ショウジョウトンボ0610-1_1.JPG



























湿地の上では真っ赤になったショウジョウトンボのオス3頭が縄張り争いをしていた。
こんなに赤いのに赤とんぼとは言わない。
赤とんぼとは秋になって色付くトンボだけ。
ショウジョウトンボ0610_1.JPG


















今日のお目当てを探していたのだが見つからず、諦めて帰ろうとしたら偶然見つけた「キイトトンボ」。
もう出ていると聞いていたのだが、まだまだ数は少ないようだ。キイトトンボ0610_1.JPG



















ここの谷戸の湿地では、毎年確認されているが今年もとりあえず見ることが出来てほっとした。
これからどれだけの数が見られるか楽しみだ。
他にクロスジギンヤンマやアジアイトトンボなどレギュラーメンバーが勢ぞろいしていよいよトンボ天国だ!
キイトトンボ0610-1_1.JPG


















2014年6月10日 東京都
トンボ目トンボ科 ハラビロトンボ、ショウジョウトンボ
トンボ目イトトンボ科 キイトトンボ
CANON EOS70D EF100mm F2.8L IS USM、CANON EOS50D EF70-200 f2.8 L IS USM/EXTENER EF 1.4×Ⅱ


飛ぶのが下手 ヤマトクロスジヘビトンボ [その他の虫]

林縁を歩いていると、足元の草地からふわりと飛びだしたのは「ヤマトクロスジヘビトンボ」だった。
夜行性なのとあまり数が多くないのだろうか、年に数回しかお目にかかれない。
名にトンボと付きとても大きな翅をもっている割にはゆったりと飛び、全く敏捷さを感じない。
むしろ飛ぶのは下手だろう。
成虫は樹液を吸うらしいのでこの夏はぜひその姿を見てみたいものである。
調べるとヘビトンボ目ヘビトンボ科に属する。
ヘビトンボの仲間は以前アミメカゲロウ目だったと思ったが・・・。
ヤマトクロスジヘビトンボ0602_1.JPG


















2014年6月2日 東京都
ヘビトンボ目ヘビトンボ科 ヤマトクロスジヘビトンボ  CANON EOS70D EF100mm F2.8L IS USM/MT-24EX


暗い林縁に浮かび上がるガたち [チョウ・ガ]

テイカカズラ0602_1.JPGヒトツメカギバ0602_1.JPGヒロオビトンボエダシャク0602_1.JPG今の時期、スイカズラやコアジサイも終わり花は端境期のようだ。
そんな中、見ごろなのがつる植物の「テイカカズラ」。
蔓で木に巻き付いて高いところで開花するのでなかなか目に付きにくいが、花が落ち始めるとその存在に気付く。
風車のような花が可愛く印象的だ。
名の由来はその昔、式子内親王を愛した藤原定家が死後も彼女を忘れられず、ついに定家葛に生まれ変わって彼女の墓にからみついたという。







暗い林縁に白く浮かび上がったのは「ヒトツメカギバ」。
名前は一つ目だが、前翅にあるつりあがった二つ目がちょっと怖い。














黒い翅に白い帯模様が目立つのは「ヒロオビトンボエダシャク」。
美しい蛾だ。
日本にチョウは約240種、蛾は6000種。この境が難しいなぁ!












2014年6月2日 東京都
リンドウ目キョウチクトウ科 テイカカズラ
チョウ目カギバ科 ヒトツメカギバ
チョウ目シャクガ科 トンボエダシャク
CANON EOS70D EF100mm F2.8L IS USM/MT-24EX 、CANON EOS50D EF70-200 f2.8 L IS USM/EXTENER EF 1.4×Ⅱ


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