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とてもきれいなコマルハナバチのオス! [ハチ・ハエ・アリ]

花から花へ蜂たちが忙しく蜜を求めて飛び交っている。
そんな中で、淡い黄色のまん丸いハチが目に付く。
「コマルハナバチ」のオスだ。
体中淡い黄色のふさふさした毛に覆われ、お尻の先はこれまたきれいなオレンジ色。
まるでぬいぐるみのようでとてもかわいい!!
こんなかわいいハチをぜひきれいに撮りたいと思うのだが、仕事熱心でとにかく動き回ってなかなか撮らせてくれない。

このところ足元のオオヒラタシデムシが気になって、踏まないように下を歩くことが多くなったのだが、そんな園路に黄色い塊が落ちていた。リンゴドクガ幼虫の抜け殻かと思ったら、何とコマルハナバチのオスの死骸。
まだ翅に痛みもなく、どうして死んだのだろうか?

こんなチャンスはなかなかないと、園路際の木柵に乗せて撮影。
コマルハナバチ0616-2_1.JPG


















メスは真っ黒でお尻がオレンジ色の地味な体色。
オスの方が愛らしいと僕は思うのだが・・・・。
コマルハナバチ0616_1.JPG


















これは亡骸だが、こうして写真をblogに乗せることで見ていただいた方がコマルハナバチを知り、この愛らしさを実感いただけるに違いない。
花たちにとっても、花粉を媒介してくれるありがたい存在である。
とはいっても、やはり花から花へ飛び交う躍動的な姿を楽しんでいただきたい種である!
コマルハナバチ0616-1_1.JPG


















2014年6月16日 東京都
ハチ目ミツバチ科 コマルハナバチ    CANON EOS70D EF100mm F2.8L IS USM/MT-24EX





大きな毛虫 2種のマイマイ [チョウ・ガ]

このところ林縁でよく見かける大きな毛虫。
最も多いのが背中に青と赤の丸い模様が並んでいる「マイマイガ」の幼虫だ。
見るからに毒々しくドクガ科に属するが、手持ちの図鑑にはこの幼虫や成虫に毒があるとは書かれていない。
ただ1令幼虫には毒針毛があると書かれている図鑑もある。マイマイガ0616_1.JPG



















成虫のオスは昼行性で、昼間からメスを求めて飛びまわる。
一昨年全国的に大発生をしたが、今年はあの時ほどではなさそうである。
マイマイガ_1.JPG


















オスは褐色だが、メスは白っぽい。
実際に幼虫と成虫に触れたが、私は特に問題はなかった。
マイマイガメス_1.JPG


















もう1種は同じドクガ科の「カシワマイマイ」。
幼虫はいかにもドクガの仲間を彷彿させる長い毛の束があるが、これも手持ちの図鑑数冊を見ても成虫も幼虫も毒があるとは書かれていない。
ただマイマイガもカシワマイマイも皮膚が弱い方などはかぶれないとも限らないので、さわらぬ神にたたりなしだ。
カシワマイマイ0617_1.JPG


















成虫のメスはマイマイガに似るが翅に褐色の模様が多く、脚や翅にピンク色が混じる。
カシワマイマイ_1.JPG




















2014年6月 東京都、埼玉県
チョウ目ドクガ科 マイマイガ、カシワマイマイ CANON EOS70D EF100mm F2.8L IS USM/MT-24EX


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