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この日は聞こえたササキリの鳴き声♪ [バッタ]

このところ目も見えない、歯も悪い、おまけに耳も聞こえないと体の変化で年を実感している。
自然観察でとりあえず歯は置いておいても、目と耳は重要な要素である。
近くの小さなものが見えないのは、メガネやルーペ、マクロレンズで代替えしているが、耳だけは困ったなぁと思う。
高い虫の音が聞こえにくく、鳴いているのがわからないのは致命的である。
今年、ササキリの声が聞こえないことが何回かありショックを受けていたが、この日は園路を歩いていてシリシリシリ♪という声が聞こえ、声のもとをたどって何とか見つけることができた。
ササキリ1108-1_1.JPG
















書いていて何とも情けないが、まぁしょうがない。
いつまで虫たちのラブコールが聞けるやら、耳を鍛える方法を考えよう!
ササキリ1108_1.JPG
















2012年11月8日 東京都
直翅目 キリギリス科 ササキリ  CANON EOS50D,EF100mm F2.8L IS USM


今一番よく見かける虫 [ハチ・ハエ・アリ]

秋も深まりだんだん虫の姿が少なくなってきた。
少し前までは、歩いていると色々な虫が目に入ったものだが、このところじっくり探さなければなかなか見つからない。
そんな中で、一番よく見る虫は?
my fieldでの答えはハエである。
園路を歩いていると、ブーンと凄い羽音が頭の周りで聞こえては消えるがその姿は見えない。
あたりを探すと、その正体は林縁の葉上にいた。
ハエ1108_1.JPG
















歩くとあちこちから戦闘機のようにこちらめがけてやってくる。
縄張りを主張しているのだろうか?
大きさや色も様々なので異なる種が混在しているようにも思える。
ハエ1108-1_1.JPG
















とにかく数が多いので、うっとうしいことこの上ない。
まさに五月蠅いである。
ハエ1108-2_1.JPG
















コナラでは、名前の通りベッコウ色の「ベッコウバエ」が樹液を舐めていた。
樹液やキノコに集まる。
ベッコウバエは、まだ当分の間は見られるだろう。
ベッコウバエ1108_1.JPG
















2012年11月8日 東京都
CANON EOS50D,EF100mm F2.8L IS USM /MT-24EX


ウソが来た! [鳥]

昨日は、持って出るカメラ2台100mmマクロと魚眼を選択して出かけた。
このところマクロと望遠ズームを持って行っていたのだが、今日は魚眼を選んだ。
やはりそれが選択ミスだった。
谷戸であかねさんご夫妻と出会い話をしていると、ご主人のウソがいるとの声にその先を見ると、5羽ほどのウソが柳の枝に絡まったカナムグラの実を啄んでいた。
とりあえず証拠写真として100mmマクロで撮ってみた。
首回りの赤いオスのウソ。
ウソ1108_1.JPG

















こちらは首回りが褐色のメス。(*ちょっと赤みがあるので若いオスかも・・)
今年は冬鳥の飛来が例年より早いとの情報もあり、山に餌がないのではとの意見も上がっている。
今日このほかに、シジュウカラ、ヒヨドリ、モズ、ヤマガラ、メジロ、エナガ、ホオジロ、アオジ、ツグミ、ノスリ、ルリビタキ、ジョウビタキなどの姿と声を確認した。別の場所では、マヒワの目撃情報紋もあり、こんな時に望遠を持ち合わせていないのはとても残念だがしょうがない。

ウソメス1108-1_1.JPG

















2012年11月8日 東京都
スズメ目 アトリ科 ウソ
CANON EOS50D,EF100mm F2.8L IS USM /トリミング

クサヒバリかと思ったらヤマトヒバリだった [バッタ]

今日は、抜けるような青空の心地よい一日だった。
久しぶりに、都側の谷戸に行ってみた。
駐車場脇のトチノキがきれいに色付いて、青い空をバックに葉の黄色が浮き出るように美しかった。
毎年ここのトチの黄葉を楽しみにしている。
トチノキ1108_1.JPG
















林縁の葉上に小さなコオロギがいた。
クサヒバリだ!今年初めてなので嬉しくなって数枚撮ったが、どうも色が違うなぁと思いつつも個体差かと気にしなかった。
帰って撮った写真をよく見ると、やっぱり違うなぁ。
クサヒバリと同じヒバリモドキ科であろうことは推測できたが、今まで見たことがない種だ。
昨年、キアシヒバリモドキという種を初めて確認したが、それとも異なるようだ。
ヤマトヒバリ1108_1.JPG
















バッタ・コオロギ・キリギリス生態図鑑で調べたところ、「ヤマトヒバリ」のオスであることがわかった。
本州、四国、九州、屋久島、奄美大島、沖縄島に分布し、薄暗い藪の樹上にすみ秋に成虫が見られるとある。
鳴き声はリューリュリュリュー♪とテンポを変化させて鳴くらしい。
鳴き声は聞かれなかったが、以前から藪の中で種のわからない鳴き声を聞いていた。ひょっとしたらこのヤマトヒバリなのかもしれない。
それにしてもこんな身近で、まだまだ見たことのない種がいることは自然観察の醍醐味だろう!
このヒバリモドキ科にはまだ見たことのないハマスズ、カワラスズ、ヒゲシロスズ、見たことはあるが写真に収めていないキンヒバリなどがいる。
これからもこれらとの出会いが楽しみだ。
ヤマトヒバリ1108-1_1.JPG
















2012年11月8日 東京都
ムクロジ目 トチノキ科 トチノキ
直翅目 ヒバリモドキ科 ヤマトヒバリ  
CANON EOS40D,Tokina AT-X107 DX Fisheye
CANON EOS50D,EF100mm F2.8L IS USM /MT-24EX

ジョロウグモと枯葉 [季節]

ジョロウグモの大きな巣があちこちで見られるようになってきた。
馬の蹄のような形から馬蹄型と呼ばれ、3重構造になっているのがジョウロウグモの巣の特徴。
この日見た主は、さほど大きくはないが黄色や黒、特にお腹の赤のコントラストが美しい。
ジョロウグモ1105_1.JPG
























この巣には、ジョウロウグモのいでたちに勝るとも劣らぬきれいな枯葉が引っかかっていた。
色合いもよく似ているなぁとしばし眺めていると葉の上にハート型の虫食いがあった。
これまたかわいい
落葉1105_1.JPG
















2012年 東京都
真正クモ目 ジョロウグモ科 ジョロウグモ       CANON EOS50D,EF100mm F2.8L IS USM

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