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クサヒバリかと思ったらヤマトヒバリだった [バッタ]

今日は、抜けるような青空の心地よい一日だった。
久しぶりに、都側の谷戸に行ってみた。
駐車場脇のトチノキがきれいに色付いて、青い空をバックに葉の黄色が浮き出るように美しかった。
毎年ここのトチの黄葉を楽しみにしている。
トチノキ1108_1.JPG
















林縁の葉上に小さなコオロギがいた。
クサヒバリだ!今年初めてなので嬉しくなって数枚撮ったが、どうも色が違うなぁと思いつつも個体差かと気にしなかった。
帰って撮った写真をよく見ると、やっぱり違うなぁ。
クサヒバリと同じヒバリモドキ科であろうことは推測できたが、今まで見たことがない種だ。
昨年、キアシヒバリモドキという種を初めて確認したが、それとも異なるようだ。
ヤマトヒバリ1108_1.JPG
















バッタ・コオロギ・キリギリス生態図鑑で調べたところ、「ヤマトヒバリ」のオスであることがわかった。
本州、四国、九州、屋久島、奄美大島、沖縄島に分布し、薄暗い藪の樹上にすみ秋に成虫が見られるとある。
鳴き声はリューリュリュリュー♪とテンポを変化させて鳴くらしい。
鳴き声は聞かれなかったが、以前から藪の中で種のわからない鳴き声を聞いていた。ひょっとしたらこのヤマトヒバリなのかもしれない。
それにしてもこんな身近で、まだまだ見たことのない種がいることは自然観察の醍醐味だろう!
このヒバリモドキ科にはまだ見たことのないハマスズ、カワラスズ、ヒゲシロスズ、見たことはあるが写真に収めていないキンヒバリなどがいる。
これからもこれらとの出会いが楽しみだ。
ヤマトヒバリ1108-1_1.JPG
















2012年11月8日 東京都
ムクロジ目 トチノキ科 トチノキ
直翅目 ヒバリモドキ科 ヤマトヒバリ  
CANON EOS40D,Tokina AT-X107 DX Fisheye
CANON EOS50D,EF100mm F2.8L IS USM /MT-24EX

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