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美しい蛾 オオミズアオ [チョウ・ガ]

オオミズアオ0509.JPG今日は、丘陵の野草調査だった。
花を探していて、目に入った水色の翅、「オオミズアオ」だ。
多分羽化して間もないオス。
昨年4月20日に羽化個体を確認している。




オオミズアオ1-0509.JPG幼虫の食草は、クヌギ、コナラ、モミジ、ミズキ、梅など広範囲に及ぶ。オスのほうが翅が細く、尾端突起が長く、触角が太い。

似た仲間にオナガミズアオがいるが、触角が黄緑、後翅の紋がオオミズアオは縦長の楕円、オナガは大きく円に近い。オナガの食草はハンノキの仲間のみなので周囲の食草の有無でも判断できる。


オオミズアオ3-0509.JPG翅の外縁や足のピンク色、体の白、翅の水色が本当に綺麗な蛾だ。
くし状の触角を見れば蝶ではないと多くの人が思うだろうが、蛾の仲間にもこんなに美しい種がいるということを改めて感じさせられた。


カメノコテントウはでかかった! [甲虫]

カメノコテントウ0506.JPG丘陵の車道を歩いていると、赤と黒の目立つ虫が早足で歩いていた。久しぶりに見る「カメノコテントウ」。
普段ナミテントウやナナホシテントウを見ているのでその大きさにビックリ!
ナミやナナホシは7mm前後だが、このテントウムシは10mmを超える大きさで迫力満点である。


カメノコテントウ1-0506.JPGあまりにも早いその動きについていけず、枝を使って近くのシダの葉上に移動させると、ピタッと動きが止まった。
やはりコンクリートの車道ではまずいと全速力で落ち着ける場所に向かっていたのだろうか?




カメノコテントウ2-0506.JPGクルミハムシの幼虫を食べる肉食のテントウムシ。
ナナホシテントウもそうだが、前胸背にある一対の白いのは模様で目ではない。一緒にいた友人は、これが目だと思っていたようだ。
その前にある黒いのが目である。

この大きなテントウムシが、クルミハムシの幼虫を食べる場面を見てみたい!

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