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とびっきり美しい ハムシ [甲虫]

何かいないか葉の上を探しながら歩いていると、赤く光るものが目に入った。
何だろうと見ると、今年初見の「アカガネサルハムシ」だった。
アカガネサルハムシ2-0527.JPG
















体長6mm前後の小さなハムシの仲間だが、その美しさはハムシの中、いや甲虫の中でもトップクラスだ。光の具合で様々な金属色に輝く。
アカガネサルハムシ0527.JPG

















食草は、ノブドウ、エビヅル、ハッカ、トサミズキなど。
ブドウの害虫らしい。
アカガネサルハムシ1-0527.JPG


アカタテハ幼虫VSフクラスズメ幼虫VS? [自然]

丘陵管理事務所そばの道沿いにカラムシがあり、アカタテハの幼虫の巣がいくつもあった。
カラムシの葉を二つ折りにして糸で綴った巣だ。
アカタテハ巣0525.JPG
















可哀そうだが確認のため葉を開いてみると、まだ若いアカタテハの幼虫が出てきた。
春、このあたりで越冬を終えた成虫が飛んでいたのを良く見かけたので、あの親が卵を産んだに違いない。
アカタテハ幼虫0525.JPG
















アカタテハの幼虫に気を取られていたのだが、良く見ると周りにカラフルな大きな毛虫が・・・・・。
何とフクラスズメの幼虫も同居していた。
アカタテハが15mmほどなのにフクラスズメは50mmを超える大きさ、凄い食欲でカラムシの葉を食べている。
フクラスズメ幼虫0525.JPG
















この両者、共に食草がカラムシ。親がたまたま同じ場所に産卵したのだろう。
写真の赤マルにはフクラスズメ幼虫は、4匹しか映っていないが全部で10匹は軽く超える集団でどう見てもフクラスズメ幼虫の圧勝。アカタテハ幼虫はきっと生き延びられないだろう。
ここのカラムシは株が少なく、フクラスズメの幼虫自身も全てが蛹になれるか疑問だ。
アカタテハ幼虫の行く末を憂いでいたのだが、何とすぐ先で草刈が行われていた。
恐らく次は、ここが刈られる。
こんな道端の僅かな草を刈る必要性を考えてしまった。
アカタテハとフクラスズメ幼虫0525.JPG











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