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林縁のハンター ひげおやじ [その他の虫]

今日は晴れて日差しはあったが、日陰に入ると風が心地よく過ごしやすい一日だった。
林縁では、コミスジが2頭でテリ争い?はたまたランデブー?という光景があちこちで見られた。
コミスジ0528.JPG

















林縁脇の草原で、最もよく目に付いたのがひげおやじこと「オオイシアブ」だ。
木や低木の葉上に待機していて、獲物が来るとスクランブル発進!
あっという間に捉えてしまう。
凄いのは、葉上で首をきょろきょろ左右上下に動かして獲物を探しているところだ。
こんなハンターに狙われたらひとたまりもないだろう。
オオイシアブ0528.JPG
















今日は、獲物を捕食しているシーンを2回見た。
共に甲虫。甲虫と言えば、昆虫の中でも硬い外骨格と硬い翅を持ちいわゆる装甲車のような部類だが、ひげおやじは主にこれらをターゲットとしているようだ。
今まで見かけたところでは、キマダラカミキリ、テントウムシ、コメツキムシ、コガネムシなどの前翅の間に口吻を差し込んで体液を吸っているのが最も多い。
硬い装甲を身に纏っていたとしても、油断できないのが自然界なのだ!
オオイシアブ1-0528.JPG


エゴシギゾウムシ [甲虫]

早いところでは既に散ってしまっているが、あちこちでエゴノキの白い花が満開だ。
下向きにぶら下がった小さな花がかわいらしい。
エゴの花0525.JPG
















ハルジオンの花粉を食べている?虫がいた。
コガネムシの仲間かと思ったが、見た事がない色と模様。
エゴシギゾウムシ0525.JPG















調べると「エゴシギゾウムシ」という名前。
幼虫はエゴの実を食べて育つらしい。エゴヒゲナガゾウムシと同じだが、今までエゴの実でこのゾウムシを見た事がなく、エゴヒゲナガより個体数が少ないのだろうか?
名前にシギゾウムシとつくものは、口吻が鳥のシギの嘴のように長いのが特徴だが、残念ながら花の中に隠れて見ることが出来なかった。
花粉を食べているのか、蜜をなめているのか定かではない。
エゴシギゾウムシ1-0525.JPG


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