天狗のウチワ ヤツデ [植物]
葉っぱが人の手のようでもあり、親しみやすくポピュラーな植物だ。
天狗のウチワとはうまく言ったもんである。
晩秋以降ネギ坊主のような花をつけ、たくさんの虫たちを呼び寄せる。このヤツデ 実は葉は8つではなく5つ、7つ、9つなどの奇数に裂けるのだ。
林縁で若いヤツデを見つけた。
大きい葉は完全には分裂していないが、葉脈の数から5裂している。
これがヤツデだと知らない人も多いのではないだろうか?
そろそろ帰るのか~? [鳥]
続・続アカガエルの卵塊 [両生類・爬虫類]
先週の雨でアカガエルたちが産卵しているだろうと、丘陵のビオトープに見に行った。
途中で、レンジャーのKさんにお会いした。
Kさん曰く、雨の翌日に山からアカガエルがたくさん出てきて卵を産んだとの事。
話をしている後ろにアオサギがいた。
ここで見るのも久しぶりですねと言うと、このアオサギ、産卵しにやって来たアカガエルを狙って、パクパクと食べまくっていたという。
話を聞いて早速ビオトープに見に行くと、あるわあるわ、卵塊がいっぱい。
やはり雨が産卵を誘発したようだ。
少なかった水かさも増えていた。
昨年は見られなかった田んぼの水路にも産んでいた。
アメリカザリガニが卵塊のそばにいたので、卵を食べに来たのかと思ったら死んでいた。
なぜ死んだのかはわからない。
ザリガニが卵を食べるのだろうか?
Kさんとの話の中で、僕も気になっていた干上がった池の話になった。Kさんも気になっていて池に水を引いたようで、雨の後たくさんの卵が産みつけられていたと教えてくれた。見に行くと池に水がいっぱいたまって、卵塊もたくさん見られほっとした。Kさんはここのカエルたちの命の恩人!とにかく良かったと胸を撫で下ろした次第である。
今年は、天候と仕事の休みの日程からみて、おそらくカエル合戦を見る事は出来ないだろう。残念だが来年へ持ち越しだ!
芽吹き [植物]
また寒くなったが、ヤマアカガエルの産卵や梅の開花、ウグイスの初鳴き、春一番 春は着実に近づいてきている。
ダウンジャケットが要らなくなるのももう少し。
いつも歩いている道沿いで、ウグイスカグラの花を見つけた。
1月にも咲いているのを見たが、いよいよ本格的に開花を迎えたようだ。
名前の由来は色々あるが、ウグイスがこの花や実を啄む姿を見て、神楽を踊っているようだということからついたとも言われている。
こちらはトゲトゲが厄介者のモミジイチゴ。
葉が紅葉に似ているとか。
白い花はミヤマセセリを始め、たくさんの虫たちのレストランとなる。
巨大な冬芽のニワトコも、芽が開いて葉と花芽が顔を出した。
茶一色の雑木林も色付いて、見た目にも暖かい季節が間もなくやってくる。
春よ来い!早く来い! 歌をついつい口づさんでしまう!