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落ち葉から幹へ アカボシゴマダラの幼虫 [チョウ・ガ]

暖かくなってきたので、若いエノキをチェックした。
エノキの幹で「アカボシゴマダラ」の幼虫を見つけた。
昨年の夏から秋にかけてまだ葉をつけている時に、この木も探したのだが見つける事は出来なかった。
葉の落ちた今の時期は、とても探しやすい!
冬の間、根元の落ち葉の裏で越冬した幼虫は暖かくなってくると落ち葉から幹を登り、出てきた新芽を食べて成長する。
まだ芽吹いていない場合は、幹の途中の二股でじっと待機しているようだ。

アカボシゴマダラ幼虫0315.JPG地面から30cmほどのところで見つけた幼虫。
背中の突起が、幹の突起に色も似ていて保護色になっている。






アカボシゴマダラ2-0319.JPG4日後に見ると、1m30cmほどの高さに迄登っていた。
芽吹きはまだなのでもう少し我慢しなければならないだろう。






アカボシゴマダラ1-0315.JPG他のエノキでも、1mほどの高さの二股部分で待機している幼虫を見つけた。
同じようにエノキの根元の落ち葉で越冬するオオムラサキやゴマダラチョウは、まだ幹では見つからずアカボシゴマダラのほうが幹に登るのが早いのだろうか?
今後もこの2匹を、継続して観察していこうと思う。


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